自分がされて嫌なことはしない
- 投稿日:2021年 10月23日
- テーマ:理念
本日この通信を書いているのが午後8時。
会社はお休みですが、遠くの現場が動いているので朝から現場に出て、
やっと帰社したばかりです。
久々に一日中現場管理となりましたが、心地よい疲労感の土曜日となりました。
とある工場のシャッター工事で、8時半に現地集合し職人と打合せに入ります。
今回の職人はメーカー専属で30代の若手二組。
シャッターは図面を作り製品としておりますが、なかなか図面通りには納まらないことが判明。
ベテランの私が経験をいかし様々な代案を出し職人と討議し、
お客様の了解を得た上で何とか納めることができました。
急な変更のために材料の手配購入となり、それでこの時間となった訳です。
仕事が終わって解散する前に私が職長さんに声を掛けました。
「ご苦労様でした。ところで貴方は若いのみ良い職長ですね。
怒鳴りもせずに後輩に指導していたのは素晴らしいですね!」
これに対し彼は「私は怒鳴られて教えられました。それが嫌だったので後輩にはしません。」と答えます。
職人の世界は怒鳴られて覚えてきた人は、そのまま怒鳴って後輩を教えることが多いと思います。
彼の仕事ぶりを見て、どうしても褒めてあげたくて声を掛けた私ですが、
彼の言葉を聞き益々格好良い若者だなあと思った一日でした。
時代の移り変わりだけではなく、若者に教えられることが
多くなったと思う今日この頃です。
良い週末をお過ごしください。
代表取締役 石川シュウジ