祈りの本来の意味とは
- 投稿日:2021年 11月25日
- テーマ:理念

↑ 必死に願う姿
今日も少し神社について書きたいと思います。
私たちは神社に行くと、神様の前で祈ります。
それでは人はなぜ祈るのでしょうか?
その祈りの意味とはいったいどんなことなのか考えたことはありますか?
以下は私なりの解釈なので、興味のない方は聞き流してください。
日本語の「いのり」の語源は「生きる(い)ことを宣べる(のり)」だといいます。
つまり、自分の生き方を宣言することなのです。
「祈り」に似た言葉に「願い」があります。
自分のことを神様に願うのは「依存する」ことで、
宣言することは「加護を求めること」になります。
自分の生命を感謝し、見守ってもらう事が祈りの本来の意味とされています。
例えば、学業成就では「合格させてください」とお願いするのではなく、
「合格できるように勉強しますので見守ってください」と祈ることになります。
商売繁盛、恋愛成就なども同じことで、あくまでも行動するのは自分なのです。
神の存在は目で見ることはできません。人々は自分の心の中に
神を描き、そして祈ります。祈りとは自分の中にいる神、
または自分自身へ問いかけていくことなのかもしれませんね!
代表取締役 石川シュウジ