シンデレラエクスプレス
- 投稿日:2021年 12月24日
- テーマ:理念
今日はクリスマス・イブですね。今時間は18時を回っています。
北上市九年橋の傍を通るとケーキ屋さんのブールドネージュは長蛇の列ができていました。
みなケーキを買って家族のもとへ足早に帰る姿をみて、心がほっこりとしますね。
さてこのクリスマスの時期になると流れる曲、
山下達郎さんの「クリスマス・イブ」を聞いて思い出すCMがあります。
それはJR東海のシンデレラ・エクスプレスです。
「新幹線を舞台にした遠距離恋愛」がCMのテーマ。
当時TBSで『シンデレラ・エクスプレス-48時間の恋人たち-』という
ドキュメンタリーが放映されており、この中で東海道新幹線の東京発最終列車
「ひかり313号」を舞台に、遠距離恋愛のカップルが東京での週末を過ごす様子と、
東京駅での別れの場面を撮影したものが取り上げられ、
これを当時の国鉄経営企画室の人物が偶然見ており、
「ああいう感じのCMをつくりたい」と話したことから実現したものです。
このCMは今でもユーチューブで見ることができますので、
毎年この時期になると思い出して見ています。
このCMが流れた1987年から1992年は、丁度私も妻と遠距離恋愛している頃になります。
当時はケイタイもありません。事前に待ち合わせ日時を決めるのですが、
仕事の都合や交通事情もあり、なかなか予定通りに着くことができません。
今なら簡単にスマホで「今どこにいる?」で済みますが、
それができない時代でした。
互いに信じて待つことしかできなかったことを、
このCMは思い出させてくれるのです。
皆さまへ、メリークリスマス!
代表取締役 石川シュウジ