家の中が一番危険
- 投稿日:2022年 3月14日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / 人生を変えるリノベーション / 住まい / 理念
私は、師事する臥龍こと角田識之先生のメールマガジンを毎日読んでおりますが、
今日はショッキングな内容でしたので、ご紹介いたします。
臥龍先生は、2020年6月に都内のマンションから
国立の一戸建てに引っ越したことを後悔していました。
三階建ての一戸建で、昨年奥様が玄関先の階段で転倒し背骨を骨折したというのです。
幸い大きな後遺症は残りませんでしたが、いまでも生活に支障があるようです。
「広さ」を優先した意思決定をしたことで、
奥様の段差躓(つまず)き骨折を生んでしまった後悔についての内容でした。
ところで、2018(平成30)年:高齢者の不慮の事故での死者数を紹介いたします。
1位 転倒 8903人
2位 窒息 8000人
3位 ヒートショック 7088人
4位 交通事故 2646人
5位 自然災害 2464人
6位 煙・火災 781人
1位から3位までの上位は全て「家の中」になります。
この3つを合計すると交通事故の約9倍になります。この数字を素直に捉えて、即対策をすることが大切です。
臥龍先生は、50歳を超えたら「家の中のリスクを限りなくゼロにするリフォーム」が
必須だと締めくくっています。家の中が一番危険なことを知って欲しいという体験です。
石川シュウジ