「何を言うか」よりも「誰が言うか」
世の中に「名言」と言われるものはたくさんありますよね。
でもそれは、受け取る側の認知で大きく左右されるものなのです。
つまり、「何を言うか」ではなく「誰が言うか」の方が重要だという事です。
日々の会話の中で、「この人が言うことは、根拠は無いのになぜか説得力がある」とか、
「この人は良いことを言っているのだが、なぜか聞く気がしない」ということは
良くあることだと思います。
私の話をスタッフさんは、どう受け止めているのでしょうか?
特に学校から社会に出てみると、これを痛感するものです。
言葉とは、その「文字列」だけではパワーが宿っていないように思います。
話している「言葉」は、なんだっていいのです。
ただ、その言葉を「話している人の背景」こそ、本当の意味での"言葉"なのだと思います。
つまり、これまで行ってきた「行動の蓄積」が言葉になって、受け手に伝わるのです。
その先に、「石川さんが言うなら、間違いない」と信頼されるような、
言葉に重みが生まれてくると思うのです。
言葉とは、その文字列に意味があるのではなく、私の"行動"こそが"言葉"であるからです。
結局、言葉とは「何を言うか」ではなく「誰が言うか」に尽きるのです。
常に私の行動、生き方が問われています。
石川シュウジ