「to do good」よりも「to be good」
ウシオ電機会長の牛尾治郎氏が、若い頃に就職で悩んでいたころに、
天下の碩学といわれた安岡正篤氏にいわれたことばがあります。
「to do good」 を考える前に「to be good」を目指しなさい。
それまで私は、あれをしたい、これをしたいと、
「to do good」ばかりを考えていた。
そうではなく、「to be good」。
つまり、よりよくあろうと自分を修める。
その軸がしっかりしていなければ何もできないし、
何者にもなり得ないのだと痛感させられた。
それ以来、私は事あるごとに、
「to do goodの前に、to be good」と反芻し、
自身を戒めてきた。この言葉のおかげで今があると思う。
牛尾治郎氏
良いことや良い仕事をする前に、良い人間であることが大切であるようです。
ただ結果を出すためであれば、「to do good」で充分なのかもしれません。
仕事はできるけど、人間性が足りない人。「to be good」を意識してみると、
多くの共感者が集まると思います。
昨日の続きですが、「何を言うかよりも、誰が言うか?」に尽きるのです。
石川シュウジ