正論をかざす私
- 投稿日:2022年 12月23日
- テーマ:その他
自己肯定感の低かった私。心に鎧をまとい「ありのままの自分を肯定する感覚」が無い私。
つまり自分自身が嫌いな私は、人に厳しく辛く当たります。
どこでも正論をかざすことが正しい生き方だと思っていました。
ところが振り向くと誰もついてこないのです。
ある時「あなたは正しいけれど、でも私はあなたが嫌いです!」と言われたのです。
今思うと正論という剣で相手の心を傷つけていることが分かっていませんでした。
自己肯定感の高い人は、自分の中に大切なものがあるので、
他人の中にも大切なものがあることが分かっています。
他人との違いについても認めることができるので、優しく接することができるのです。
自分を認めてくれる人と、正論で相手を負かそうとする人、どちらに人はついてくるのか?
誰がみても自分を認めてくれる人についていくものです。
しばらくは、「正論をかざして何が悪い!」とうそぶいていましたが、
実際には誰も認めてくれないことに次第に寂しさを感じていったのです。
正論をかざし心の弱さを隠す。
これは心にバリアを張りながら、
相手を受け付けないことと同じことなのです。
石川シュウジ