日本とスリランカの深い関係③

  • 投稿日:2023年 1月17日
  • テーマ:


20110226140402498.jpg

演説をするJ.R.ジャヤワルダナ氏


サンフランシスコ講和会議で蔵相ジャヤワルダナ氏は、
日本を自由な独立国にすべきこと、日本への賠償請求権を放棄することを主張。
その理由を次のように述べています。

「それは、我われアジアの諸国と日本との間には、
長い間続いてきた深い関係があるからであります。
また、アジア諸国の中で日本だけが独り強力にして、
しかも自由で、そのために我われは日本を、保護者であり、
また友であるとして見上げていたからであり、
そして、アジアの隷従(れいじゅう)人民が日本に対して抱いてきた
高い尊敬のためであります。

我われは、アジアの限りなく多くの人々の生き方を気高いものにした、
あの偉大な導師の言葉、『憎しみは憎しみによって消え去るものではなく、
ただ愛によってのみ消え去るものである』
という言葉を信ずるからであります。
これは仏教の創始者であるブッダの言葉であります。

この条約案は、敗北した敵に対して、公正であると同時に寛大です。
我われは日本に対して友情の手を差し伸べましょう。」

会議では、自由主義陣営が警戒するソ連が日本に厳しい条件を

突きつけようとしたのを、ジャヤワルダナ氏が演説の中で痛烈に

批判。このこともあり会場のオペラハウスのガラスが割れん

ばかりの拍手が巻き起こりました。

アジアの小国の主張が世界を動かした瞬間でした。

ジャヤワルダナ氏の演説のおかげで、我が国は復興に邁進し、

今日の繁栄の礎を築くことができたのです。ブッダの精神を

持って手を差し伸べてくれたジャヤワルダナ氏。

まさに日本の恩人なのです。    石川シュウジ


採用情報

絆すてーしょんお役立ち情報

  • 日本で唯一のコト設計士 住宅という「モノ」を売るのではなく、暮らしという「コト」を設計します。 詳しくはこちら
  • 家族みんなが健康で快適に暮らせる家 人生100年時代、年を取るのが楽しくなる家に暮らしませんか? 詳しくはこちら
  • 最新チラシ情報
  • よくある質問
  • リフォームの流れ
採用情報