昭和の日
- 投稿日:2023年 4月29日
- テーマ:その他
4月29日は、かつて昭和天皇の「天皇誕生日」として国民の祝日でした。
この名称の方がしっくりする私です。
私が卒業した和賀小学校(現在の和賀東小学校)では、
毎年春の大運動会が開催される日でした。
丁度桜が咲く中での運動会だったと記憶しています。
さて4月29日は、昭和天皇が崩御された後、
「みどりの日」と改称されました。
しかし国民有志の願いを受けて、
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来に思いをいたす」祝日として「昭和の日」へと再改称されました。
戦争終結にあたり、昭和天皇は「自分はいかになろうとも、万民の生命を助けたい」
「堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び、以て万世の為に太平を開かんと欲す」
との聖断をくだされました。これによって、わが国は秩序ある終戦を迎え、
再建に向けた足がかりをつかむことができたのです。
昭和36年生まれの私にとっての昭和は、自分の成長と国の経済成長が、
丁度右肩上がりに上がる時代でした。
国民が皆、明日へ希望を持ち元気だったと記憶しています。
私たちはここに、昭和天皇をお偲びするとともに、
激動の時代を国民あげてみごとに乗り越えた「昭和」への思いを、
次代に受け継ぐ日としたいものですね。
石川シュウジ