昭和とホーロー看板
- 投稿日:2023年 6月23日
- テーマ:その他
昭和36年生まれの私は、田舎に行くと家屋に掛けられているホーロー看板に目がいきます。
オロナイン軟膏、ボンカレー、金鳥蚊取線香、オロナミンC・・・
今ではこのホーロー看板は、ネットで売り買いされており、
中には数万円という価格がつくものもあるという。
田舎に行って家主さんに断れば、ただで譲ってはくれないだろうか?
しかしこのホーロー看板の商品は、形やネーミングが変われども今でも流通しているものが多いような気がします。現代と違って商品の入替サイクルが10年を最小単位に、数十年で回っていたからかもしれませんね。
今の看板はプラスチックがほとんどです。あらゆる商品が目まぐるしく入れ替わる為に、看板も直ぐに変更できるシールが多く見受けられます。特にコンビニの速さには目をみはります。一月前に購入したスイーツが美味しかったので、再度購入しようと訪れても、既に別なスイーツが陳列されており跡形もありません。
目先の物珍しさを追いかける現代、良い物を長く使う昭和の時代。看板の材質にもその差が表れているようです。昭和は、遠い時代となってしまったようですね。 石川シュウジ