家紋「丸に笹竜胆」
- 投稿日:2023年 7月 3日
- テーマ:その他
スタッフのみなさんは、自分の家の家紋って知っていますか?
石川家の家紋は、丸に笹竜胆。この家紋はよく目にするところでは、
鬼剣舞の胸当てにある印で、和賀氏の家紋と一緒になります。
「紋章」というのは、諸外国にもありますが、日本の紋章は、各自の苗字と共に受け継がれた、
日本人の家との関係を表わすもので、称して「家紋」と呼んでいます。
衣服(羽織や着物)に紋章を付ける用い方は、日本独自のもので、他の国には見られないようです。
家紋には、自然物からの描写である雲・波・草花、扇面・亀甲や、文字を意匠化したものもあり、
241種類の分類(1つの紋が複数の分類に属することもある)と、
5116種類の個別の紋が存在するといわれています。
かつて私は、家紋を付けるのは古臭いしきたりだと考えていました。
しかし紋章の定義を調べてみると、
①個人を識別できるよう全く同じ図案の紋章が2つ以上あってはならないことと
②代々継承された実績を持つ世襲的なものであること
となり、厳密な意味では、紋章と呼べる要件を満たしているものは
ヨーロッパと日本にしか存在しないようです。
つまり長い歴史がないと、紋章や家紋はないのです。
(それ以外ものは、エンブレムとかシンボルマークと呼ばれます。)
これを知ると、日本人にとっては当たり前の家紋ですが、
外国人にとってはとてもクールということになります。
さて北上でも普通に外国の人を見かける時代となりました。
自分の所有物に、家紋を付けて「That‛s so cool!」と言われたいものですね!
石川シュウジ
竹に雀
- 投稿日:2023年 7月 2日
- テーマ:その他
私用があり仙台に向かうが、時間が少しあったので青葉城へと足を伸ばしてみる。
青葉城に登るのは仙台で大学浪人した時以来で、43年前の記憶はなく、
観るもの全てが新鮮に映ったものです。
公園では日曜日ということで、「仙台すずめ踊り」の団体が炎天下の中で、
汗をかきながら日頃の鍛錬を観光客に披露しています。
この踊り、跳ね踊る姿が、雀の姿に似ていることや、伊達家の家紋が「竹に雀」であったことから
「すずめ踊り」と呼ばれるようになり、長く親しまれているようです。
この踊りも約20年ぶりに拝見しました。
ところで、伊達家と上杉家の家紋はどちらも竹に雀二羽のデザインでよく似ています。
二羽の雀が向かい合っている構図は、上杉家の家紋も元々は回りが五節の竹で囲まれていましたが、
シンプル化されてしたの画像のように黒い線で囲まれました。
これは伊達政宗の大叔父に当たる伊達実元が越後守護大名の上杉定実に養子に入ることになり、
婿入りの引き出物としてこの紋を与えたと言われています。
しかし実元が養子に入る話は立ち消えになりましたが、家紋だけはそのまま使われていて、
似たものになったとのことです。面白いですね。
戦国武将にしては、竹と雀とでは迫力に欠けると思い調べてみると、
この家紋の意味は、生命力の強い、竹と雀の組み合せで子孫繁栄の縁起が良いものとして使われているようです。
家紋のいわれには、みな深い意味があるのです。自分の家紋のルーツを調べると面白いと思います。
石川シュウジ
7月1日の花個紋
- 投稿日:2023年 7月 1日
- テーマ:その他
今日は妻・利佳子の誕生日です。今晩は日本酒で乾杯しますね!
ところで、「花個紋」って知っていますか?
日本人が古来より愛してやまないお花。萬葉集では、愛する人を花にたとえてほのかな思いを伝えたり、
別れを惜しんだりしました。日本人の花を愛する特性は、日本独自の花暦の数の多さからも伺えます。
366日の花個紋は、花の紋章をその日の「しるし」として独自に編んだ花暦になります。
7月1日の花個紋は、三つ衝羽根朝顔(みつつくばねあさがお)になります。
【個意ことば】気配り
さりげない心づかいで、周囲の人を幸せにできる人。
気配りの匙加減が見事なあなた。相手が欲しい言葉をグッドタイミングで投げかけたり、
相手の負担にならないように手助けできるあなたに好意を持っている人は多いはずです。
どうですか。イメージ通りかもしれませんね!
是非とも自分の誕生日の花個紋を知らべてみてください。
石川シュウジ
366日の花個紋