幸福になるための最大の鍵は行動
- 投稿日:2024年 1月27日
- テーマ:その他
米国カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学教授であるソニア・リュボミアスキーさんは、幸福になるための最大の鍵は「私たちの日々の意図的な行動」にあるといいます。
彼は「非常に幸福な人々」と「不幸な人々」を比較し、実験を行なったところ、幸福を決定づける3つの要素があることが判明。
一つ目は、遺伝で決定づけられた設定値(生物学上の母親か父親、あるいは両方の親から受け継いだもの)に起因することが50%。二つ目は「裕福か、貧乏か」「健康か、病気がちか」「既婚者か、離婚経験者か」などの生活環境や状況による違い。環境が与える影響が大きいのではと考えていましたが、わずか10%程度に過ぎません。でもこの2つで60%が決まると思うと、人生お先真っ暗というイメージを持つものです。
三つ目が私たちの「行動」です。つまり、幸福になるための最大の鍵は「私たちの日々の意図的な行動」にあるのです。遺伝子は変えることができません。環境は変えられますが影響は大きくありません。しかしながら行動は自分でコントロールできるものです。しかも40%もあり、これは日常生活での行動や考え方を通して幸福度が高まる余地やチャンスがたくさんあるという意味でもあるのです。
一卵性双生児で、そっくり同じ生活環境にあったとしても、幸福度には違いがあるという研究があります。
同じ条件でも、行動の違いにより幸福度左右される。この行動が生まれる意図こそが重要になります。
人生を楽観的にみるのか、悲観的にみるのかそれより行動は自ずと変わってきます。
つまり人生はコントロールできるということです。
石川シュウジ