政治にワクワクする
8月に入ると、7月の参議院選挙戦の総括を取り上げる
新聞やマスコミが一挙に減ってきている。
私自身も過ぎた出来事のように感じていた。
1人のお客様からある本を紹介いただいた。
大西つねき著「私が総理大臣ならこうする」(白順社)
大西つねき?
変なタイトル?
フェア党党首?
恐る恐る読んでみると???
政府の借金や格差についてお金のことを
数字やグラフで表記するが頭に入らない・・・
私たちの常識と全く違うことが書いている・・・
知らないことに直面すると頭が混乱するが、
一旦さらりと流して読んでみる。
二回目はグラフをしっかりと見比べてみる。
お金の発行の仕組みを変えると
世の中が劇的に良くなる!
多くの問題の原因が見えてくる。
この本だけでは、この考え方が正しいかどうかは分からない。
でもこれまで私たちが知らないことが多く
疑問にも思わなかったことが問題だと気づく。
ワクワクすると人は自分から調べたくなる!
ネットで知らべると、反対意見も多い。
一旦知ってしまった人は戻れない。
顧客目線のリノベーション
先日取引先の社長から本をご紹介いただいた。
「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」
ダイヤモンド出版 ちきりん著
著者のちきりんさんが、自宅マンションをリノベーションした過程で
施主の立場から感じた事をまとめた本である。
紹介してくれた社長は、
「これまで完全なる顧客目線で書いた本はないと思う」
私に紹介してくれた。
読んでみて基本的には、都会のマンションリノベーションに
ついて書かれています。
実はマンションのリノベーションには多くの制約があり
このことを施主様自身が分かっていません。
【マンションはスケルトンにすると何でもできる!】
などという根拠なき常識が巷に蔓延しています。
私たち施工業者の立場から読んでも
「そうそう!そこをお客さまに分かって欲しい!」
と共感する内容の本でした。
リノベーション(大型改修工事)は
施主様と建築業者が共に創出した価値を分け合う
共同プロジェクトである
単なる物の販売であれば等価な価値を
売り手と買い手が交換するのですが、
コトを売るリノベーションでは
共に創り上げるということに
共感した私でした。
「模倣犯」
- 投稿日:2019年 5月 9日
- テーマ:本
連休前から読み始めた宮部みゆきさんの「模倣犯」
現在4巻の中頃まで読みました。
2巻までは心理描写が面白かったのに
3巻から中だるみしてきて描写が粗くなってきました。
つまらないので斜め読みをしながらも
ここまできたら意地でもラスト1巻まで
読み切る覚悟です。
調べてみると,この作品は1995年11月から
1999年10月までの約4年間週刊ポストに連載されたものと知りました。
約4年間の作者の苦悩が伝わってくるようです。
本の内容だけではなく作者の葛藤も楽しみたいものです。