二・二六事件 引き裂かれた刻を越えて

  • 投稿日:2022年 3月20日
  • テーマ: / 理念

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「2.26事件」とは、陸軍皇道派青年将校によるクーデター事件。
1936年(昭和11)2月26日早暁、歩兵第一・第三連隊、
近衛(このえ)歩兵第三連隊など約1500人の在京部隊が、
首相・蔵相官邸、警視庁はじめ、政府首脳や重臣の官・私邸、朝日新聞社などを襲撃した。

岩手に係る人物といえば齋藤實内大臣が殺害されておりますので、
私も多少関心があり斎藤實記念館を訪問したことがあります。
しかし皇道派と統制派の陸軍内抗争であること位の知識しか持ち得ておりませんでした。

昨年あることがきっかけで寺島英弥さんとご縁ができ、
著書「二・二六事件 引き裂かれた刻を越えて」を贈っていただきましたので、
今回拝読しました。

この本は二・二六事件で銃殺された津軽出身の青年将校・対馬勝雄とその妹たまのドキュメンタリーになります。
この本では青年将校の過激な言動に至るまでの、その当時の社会状況が克明に書かれております。

私たちの住む東北は、古代から常に中央から搾取される立場にあります。
貧しい農村に暮らす青年勝雄が、家族を養うために勉学し軍人を目指し這い上がっていく姿に、

故郷を思う純粋さが伝わってきます。その純粋さ故に蹶起した勝雄。

 青年将校たちは、東京陸軍軍法会議で、弁護人なし、非公開、上告なし

という裁判を受け、その真実を語ることも許されませんでした。80余年

の時を超えて、その真実が明らかになります。

 私たち東北人は今現在も、東日本大震災、福島原発、過疎と苦しめられ

ておりますが、次第に憤ることもなくなっているように思えます。

 対馬勝雄青年の「私憤」なき「公憤」は、今の時代にこそ必要なもの

だといえます。  

 石川シュウジ



強い会社には口ぐせがある

  • 投稿日:2022年 1月14日
  • テーマ: / 理念

先日友人の社長のブログを見て大変参考になるのでご紹介いたします。この友人は若い頃リクルートに務めていました。元リクルートの社員が全国の多方面で活躍しているのは、「リクルートの口ぐせがあるのでないかという推測に、私は強く共感したのです。詳しくは『「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ』という本が出版されていますので、読んでみてください。

私たちのシンプルルールに「世界を変えるおせっかい」があります。おせっかいとはマイナスのイメージがありますが、最もやっていけないことは「見て見ぬ振りをすること」です。

一昨日、会社の前を歩ている人がいました。真冬の岩手県北上市で薄着のまま防寒服を着ていない人を、スタッフも利用者様も施設内からガラス超しに見かけたようです。誰からともなく「少し様子が変なのでは?」ということで、歩いている人に声をかけてみたところある事情があることが分かりました。

寒さで震えているので施設内で暖を取らせたところ、利用者様が積極的に声を掛けてくれてその人を安心させたようです。その声掛けの中に「ごめんね!私たちおせっかいなので」というフレーズがあったという施設管理者からの事後報告は、飛び上がる程嬉しいものでした。

孤独で寂しい思いをする人が多くなった現代社会。ご縁を繋ぐ「おせっかい」な一歩は、間違いなく今必要とされていることです。

 口ぐせは「私、おせっかいなので!」

一般社団法人日本おせっかい達人協会 

理事長 石川シュウジ

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小さな「箱」と大きな「壁」

  • 投稿日:2021年 12月17日
  • テーマ:

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今日は久々に東京へ出張です。旅のお供は本なのですが、
今回はアービンジャー・インスティチュート著
「自分の小さな『箱』から脱出する方法」がお供です。

 あることをネットで検索して偶然見つけ、
タイトルから何となく今の自分に必要かもしれないと思い数日前に購入したものです。

 読み続けていくと、中身がどうも私の身の周りの出来事に似ています。
読み進んでいくうちにすっかり気分が落ち込み辛くなっていきます。

 詳しく書きませんが、自分自身が小さな「箱」に入って物事を考えており、
そのパターンが現象として現れるというものです。
問題を起こしている張本人は私自身ということになります。

 

 人間関係を良くするためのコミュニケーションスキルを学ぶ

本やセミナーは数多くありますが、実は自分を正当化させるために

使われており、もっと根本的なものが間違っていました。

それは「自己欺瞞」です。自分を正当化するために、自分に嘘を

つく。これほど苦しいものはありません。この小さな自分の「箱」

にいる限りは、なんの解決にもならないのです。

さて私の悪いところは、知ったかぶりをしてそこで終わること

です。それを「バカの壁」といいます。

 私の目の前には小さな「箱」と大きな「壁」があります。

かなり厄介ですが、挑戦し続けることにします。

      代表取締役 石川シュウジ



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