社会参加と死亡率
静岡県内の74町村の高齢者(65~84歳)2万2000人を対象に
以下の3つの要因の状況を定期的に追いかけて、
死亡率との関連性を9年間に渡って追跡調査しました。
運動要因 : 1日合計30分以上の歩行をしたか
栄養要因 : 肉・魚・大豆製品・卵などを含むおかずを食べたか
社会参加要因 : 町内の作業・ボランティア等の地域活動に参加したか
その結果が上の表の様になりました。
なんと3つとも達成した人は、1つも実施しなかった人に比べて
死亡率が半分以下になったのです
つまり、運動と食事に気を付けることは大切ですが、
社会とのつながりがないと人間は健康を維持できないのです。
コンパスウォークを一つの町内会に見立てて、
その中で各々の役割分担を持つことも、
面白い試みかもしませんね!
石川シュウジ
健康の定義
皆さんはWHO(世界保健機関)の健康の定義をご存知でしょうか。
1978年、旧ソ連カザフ共和国アルマ・アタで開催された国際会議で
アルマ・アタ宣言というものが出されました。
その中で、WHOの健康の定義が改めて明らかにされています。
「健康とは身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、
単に疾病のない状態や病弱でないことではない」と書いてあります。
病気でないことが、イコール健康だというわけでないところがポイントになります。
「社会的に完全に良好な状態」とは、社会参加がなされていることを意味します。
つまり身体的・精神的に安定していても、社会参加されていない状態を健康とは呼ばないのです。
家庭や地域、組織の中で何らかの「役割」を果たすことによって、
人間は自分の生きている意味を感じるのです。
誰もが自分を必要としている居場所が欲しいものなのです。
コンパスウォーク北上鬼柳では、利用者様の中で
元気な方には、洗濯物のタオルを畳んでいただいています。
「お役に立つ」ことで「ほめられる」、そして必要とされる。
社会参加とは、小さなコミュニティの中でもできることなのです。
石川シュウジ
戦争の足跡を追って
- 投稿日:2022年 7月 4日
- テーマ:その他
申し込んでいたDVDが届きます。
ドキュメンタリー映画「戦争の足跡を追って ~北上・和賀の十五年戦争~」。
地元北上在住の都鳥伸也さん・拓也さんの兄弟が製作した映画です。
これまで何度か上映されてきましたが、
コロナ禍の中でタイミングが合わず鑑賞することができないでいました。
今回アマゾンでDVDが7月1日から発売されるとのことで予約注文していたものです。
北上市和賀町に住む私にとって、戦争といえば「後藤野飛行場跡」
「北上平和記念館」が地元にあるといった程度の認識。
平和記念館は何度か訪問しておりますが、浅い知識だけでした。
今回のDVDにはこれまで知らなかったことが数多く収録されております。
中でも当時を知っている人からのお話は、顔も知っていますので心に響きます。
高橋敏さん、高橋静香さん、高橋源英さん、村上誓さんは
個人的にもお世話になっている方なので、面白く観させていただきました。
「面白い」というのは語弊があるかもしれませんが、
知っている方にそんな過去があったのかという点で、興味深かったからです。
つまり過去の戦争について「関心を持つ」入口は
何でも良いのです。これを機に北上・和賀で起きた
戦争の跡について深堀りしたいと思います。
石川シュウジ
































