ブッシュへGO!
- 投稿日:2023年 3月17日
- テーマ:その他
静岡に住む妹の一家が学校の春休みを利用して明日から岩手にやってくる。
妹には10歳の長男と8歳の次男の二人の息子がいる。
この私の甥に当たる長男くん、今年の正月からやたらに
岩手に言ったら「ブッシュ」に行きたいと言っている。
「ブッシュ」とは、花巻市にある「やぶ屋」さん。
宮沢賢治は「やぶ屋」を、英語で薮(やぶ)を意味するブッシュ(bush)と洒落て、
弟・清六や教え子を連れて店に来ていたという。
賢治が決まって注文したのが「天ぷらそばとサイダー」。
当時、かけそばは6銭、天ぷらそばは15銭、サイダーはなんと23銭!
サイダーは高級な飲み物だったようです。
この「天ぷらそばとサイダー」は、今では「賢治セット」として「やぶ屋」で出されています。
甥っ子は、宮沢賢治の伝記を読んで「ブッシュ」を知ったようで、
地元民としてはかなり嬉しいものです。
全国に賢治ファンは多いが、「ブッシュ」に行きたいというのは
かなりマニアックな部類に入りますが、
甥っ子は単にそば屋に行ってみたいというのが本音らしく、
かえって子どもらしくて可愛いものになりますね。
早速「やぶ屋」さんに電話して18日夕方で予約をいれます。
この「やぶ屋」さん、岩手名物の「わんこそば」を提供するお店でもあり、
もちろん「わんこそば」で手配します。
一瞬「賢治セット」が頭を過ぎりましたが、
県外のお客様にとって一度は験してみたいのが「わんこそば」だと思い直し、
予約を入れます。
さて明日はブッシュへGO!わんこそばの為に体調を整えないと・・・
石川シュウジ
気持ちを整理する時間が必要
- 投稿日:2023年 3月16日
- テーマ:その他
今朝訃報が届いた。ご近所の2つ上の先輩が亡くなったという知らせである。
夕方仕事を終えてから妻とご遺体が安置されている葬祭会館に顔を出してくる。
お部屋の前には多くの靴が並んでおり、部屋に入ると10名程の先客があった。
喪主様が弔問客に挨拶している中、祭壇に歩み寄り手を合わせる。
一度心を緩めて辺りを見回すと先輩のお母さまが部屋の隅に座っていた。
近寄りご挨拶をすると「ありがとう」と返ってきた。
お母様は大事な息子を亡くしさぞかし泣き崩れているのではと心配していたが、
気丈にもしっかりと対応してくださった。
「〇〇には、本当に怒りたくなる。本当にばかな息子だよ!」とお母さま。
遅れて、喪主の奥様に挨拶するが、
「皆さん、〇〇の顔を拝むと、おつむをパンパンと叩いてくれるの!」
「お前は、なんとばかな奴だと・・・」
来る人、来る人が故人を叱ってくれると話す喪主様。
お母様、喪主様ともまるで笑い話のように話してくれる。
「この2カ月半は、私たちの家族の気持ちを整理する時間だったのね!
そのために主人は2カ月半も頑張ったと思っている。」と喪主様。
この2カ月半余り、どれくらい苦しい思いをご家族がしてきたのだろうか。
明るく話す姿から、人には気持ちを整理する時間が必要なのだと察せされる。
本当に時間が必要なのは、葬儀が終わり弔問客が少なくなってきてから。
時間でしか解決できないものもあるのです。合掌
石川シュウジ
ラジオで合格発表の時代
- 投稿日:2023年 3月15日
- テーマ:その他
毎年3月15日は、岩手県立高校の合格発表の日になります。
母の誕生日と一緒なので忘れることがありません。
今年も新型コロナウイルスの影響により、合格発表の対応が校毎に異なるようですが、
一般的には高校のWEBサイトで確認するのが主流のようですね。
私が高校受験したのは昭和52年の春。その当時の合否の確認方法は3つありました。
直接高校に張り出された掲示板を見にいくこと。
翌日の岩手日報での紙面発表を見ること。
もう一つはラジオ放送を聞いて合格者を確認すること。
特にラジオでの発表は今では考えられないことだと思います。
今から47年も前のことなので記憶が曖昧ですが、
確か放送局はNHK盛岡で夕方から延々と県内の県立高校の合格者を読み上げていました。
岩手県の統計を見ると昭和52年の中学校卒業者は24,254名。
その中で高校進学が21,257名。進学率87.6%です。
進学者全員が公立とは限りませんが、少なくとも17,000名もの合格者を
ラジオで読み上げていたようですね。
これは放送局にすると、間違うこともできない一大イベントであったと推測されます。
私も合格は既に知っていましたが、ラジオの前で自分の名前を聞いた記憶があります。
(当時は中学校名と名前を発表していたと記憶しています)
翌日には商店街を歩くと、「おめでとう!」と声を掛けられたものです。
ところが現代では高校進学率は99%となり、個人情報保護ということもあり
合格発表では個人が特定されません。
かつての様に一喜一憂する生徒の姿を、親以外に見ることはありません。
実は見えない社会にはリスクが潜んでいるものです。
失敗した際に勇気をもらえるのは、得てして家族ではなく他人の第三者であることが多いものです。
親が隠すと、「私の親は恥ずかしいと思っている」と子に伝わるものです。
失敗は人生の肥やしと親が堂々として、次のチャレンジを促して欲しいものですね。
子どもは国の宝として育てましょう!
石川シュウジ
































