6月6日は何の日?


6月6日午前6時生まれと言えば、ホラー映画「オーメン」のダミアンを思い出します。
映画では666と言えば獣(悪魔)のしるしのようです。
調べてみると新約聖書最後の「ヨハネの黙示録」第13章には
有名な「666」の獣の話が乗っているようですが、
なぜ不吉なのかまで調べることができませんでした。
この映画以降は、私の様に調べもせず勝手に
不吉な数字と認識している人が多くいるようです。
イメージとは怖いものです。

ところで日本では、6月6日は「おけいこの日」「楽器の日」
「いけばなの日」とも呼ばれているようです。
つまり習い事を始めるのに良い日とされています。
世阿弥の著『風姿花伝(ふうしかでん)』によりますと、
その冒頭に習い事を始めるには数え七歳(つまり満6歳の年のうち)が
もっとも良いと説いています。

江戸時代には、歌舞伎の世界でもこの考えが広まるようになり、
台詞の中でも「六歳の六月六日」という語呂の良い言葉がよく使われました。
これがいつしか「習い事を始めるなら、6歳の6月6日が良い」と、
一般的に定着していったという説があるようです。

稽古とは、古(いにしえ)を稽(かんが)えるという意味で、
日本古来の伝統的な武道や芸道の修行、練習を意味します。
単にくり返しを意味するのではなく、技や芸に対する自己の確立や心の問題を理念、
工夫していくところに特性がみられる。(Weblio辞書より)

会社では、先日の私の講話を聴き、「一学一践シート」を社員の皆様には提出していただきました。
気づいたことからたった一つ、毎日実践することを明示しチェックするシートです。
丁度6月6日にスタートしたところです。最初は単に繰り返す作業かもしれませんが、
途中に葛藤が始まり自問自答することになります。
その中で自分を内省することが、自己の確立となりますので、
是非とも良いスタートを切りましょう!

 石川シュウジ



「燃える黒陵」の「る」と「ろ」の違い


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私の母校県立黒沢尻北高等学校の校訓は「遠大励志(遠大な志を励ますべし)」、
スローガンとして掲げているのが「燃える黒陵」になります。
「黒陵」とは黒沢尻北高校の通称で、黒沢尻の小高い丘陵地に建つ学校という意味です。
このスローガンには深い意味があるのです。

一般的なスローガンは、個人や組織を鼓舞することを目的とするので、
「燃えろ黒陵」とするのが通常だと思います。
それでは「る」と「ろ」の違いについて考えてみましょう。

意欲度から見た時に人を次の4つに分けることができます。

① 自燃人・・・自ら燃えてまわりの人に火をつけていくタイプ

② 可燃人・・・まわりに燃えている人がいると自分にも火がついて燃えるタイプ

③ 不燃人・・・まわりに燃えている人がいてもなかなか燃えない冷めたタイプ

④ 消燃人・・・まわりの燃えている人に冷や水を浴びせてその火を消そうとするタイプ

「燃える」の「る」とは、自ら燃え上がる自燃人を指し、
「燃えろ」の「ろ」には、必死になって旗を振るトップやリーダーの姿が見え隠れします。
経営者となり人を育成する立場となって、はじめてこのスローガンの意味の
深さが分かるようになってきました。

 

 まずは私自身が自燃人とならないと、人はついてこないものです。

 石川シュウジ



多聞院伊澤家と中尊寺ハス

  • 投稿日:2023年 6月 4日
  • テーマ:その他

昨日(日曜日)は朝から快晴。自転車で西和賀町の温泉を目指して我が家を出発。
国道107号線を西に向かう。途中岩沢の綱取断層を過ぎると風が強まり、
時折突風が吹きふらつく。後ろから追い越す車両にぶつかりそうになった為に、西和賀を断念する。

そういえば近くに多聞院伊澤家(国指定重要文化財)があることを思い出し、立ち寄ってみる。
ここには平泉の中尊寺から株分けしていただいた「中尊寺ハス」がある。
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(中尊寺ハスの咲く池)

昭和25年、中尊寺金色堂内におさめられている藤原氏のご遺体四体が学術調査された。
その際、第四代泰衡の首桶から、80粒ほどのハスの種が採取され、
その一部が発芽し開花に成功。その株分けされたものが、伊澤家の池に植えられている。
例年7月中旬に咲くと、管理しているおばちゃんが話かけてくる。
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(竜を表した漆喰彫刻の欄間)

伊澤家の裏には、久那斗神社里宮がある。和賀の仙人峠にある久那斗神社奥宮は、
金を運んだ秀衡街道と呼ばれる古道の最大の難所であった場所に、
藤原秀衡が先祖の霊を仙人大権現として鎮座したと伝えられています。
この街道沿いには鷲之巣金山や畝倉山・明戸山などの金山跡もあり、
平泉の栄華を支えた「黄金の道」とも称されます。

ご先祖様を仙人大権現として鎮座させるに相応しい、
重要な場所であったことが伝わって来ますね。
次回は7月中旬に中尊寺ハスが咲くころに、行ってみたいです。

石川シュウジ



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