2021年4月からの「省エネ説明義務化」って何?

  • 投稿日:2021年 2月 9日
  • テーマ:住まい

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2021年4月より、建築士による省エネ性能の説明が義務化します。
その住宅が省エネ基準をクリアしているかどうかを
お施主さまに説明することが義務になることです。

省エネ基準を満たしているか否か、
満たしていない場合に省エネ性能確保するために
どのような措置をとるのかなどの説明を書面にて行わなければなりません。
説明を受けることで建築主の省エネに対する意識向上も期待されます。

ただし「説明」が義務になっただけで、
省エネ法による一定の「基準」を満たすることが
義務化されたわけではありませんのでご注意ください。

これって違和感ありませんか?
説明するけど、断熱性能については基準に達しなくてもOKなのです。
基準に達しなくても罰則もありません。
これはザル法です。

かつて不動産の売買に関しても
宅建業者が「既存住宅状況調査(インスペクション)」に関して
お客様に説明することが義務化されました。
あくまでも「説明」であり、調査の「実施」ではありません。
私は資格を取得し来るべきインスペクション義務化の準備を
しましたが、ほとんど反響がありませんでした。


どちらの法律も、販売側は説明したので
購入したのはお客様の責任だというものです。

罰則のない法律は、業者にとっては都合が良く
消費者にとっては不都合なものなのです。



住まいは人間形成の道場


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パナソニック グループの創業者、松下幸之助さんは
住まいを「人間形成の道場、人格の形成を図る場所」と考え
「住まいづくりほど大切な仕事はない」と語っている。


孟子のことばに、"居は気をうつす"というのがあるそうだ。
つまり、住まいというものは、そこに住む人の心を変化させ、
一つの性格を形づくる力を持っているという意味である。
たしかにお互い人間は、幼いときからの日々の生活習慣を通じて、
いろいろと物事を学んでいく。あるいは感化を受けていく。
その生活環境の中心が住まいであって、
だから住まいというものは人間形成に大きな影響を与えるものだと思うのである。
したがって、私は住まいというものを、単に雨露がしのげ、
心身の置きどころになればよいと考えるのではなく、
さらに進んで、人間を練り鍛える道場、人格の成長をはかる場所という観点からこれを重視するとともに、細心の注意をもって住まいづくりを心がけなければならないと思っている。
昭和41年10月9日 松下幸之助

最近の新築住宅には、和室が無い家が増えてきています。
現代の生活様式には不要だと考えているからです。

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谷崎潤一郎が書いた「陰翳礼讃」。
この本にはまだ電灯がなかった時代の日本の美や
生活と自然とが一体化した日本人の芸術的な感性について
論じられています。

和室のない住まいに暮らす現代の日本人。
陰翳のないどこまでも明るい住まい。
知らず知らずに人格に影響がでていることでしょう!

私たち住宅に関わる者は
大切な仕事に関わっている自覚を持ちたいものである。







鉄骨造の家が寒い理由


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このカラフルは写真はサーマルカメラで撮影したものです。
昨日のブログで紹介した断熱内窓を取り付けした現場です。
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なんとスマホに差し込むだけの簡単なものなのです。

この赤外線カメラからわかるのは、
窓の断熱効果が可視化できたことですが
実は意外なことが見えてきます。
この住宅は積水ハウスで建てました。
積水ハウスは、軽量鉄骨造の大手ハウスメーカーです。
写真で青く格子状に見えるのが鉄骨の躯体です。
つまり壁に断熱材を入れても鉄骨は冷たいことが
一目瞭然ですね!
鉄は熱伝導率が高いので
冬は冷気を、夏は暖気を伝え易いのです。

人間の体感温度 ≒ (室温+表面温度)/2

表面温度とは、室内の床・壁・天井の平均温度になります。
断熱性能が低い家の場合、外気の影響で壁などの表面温度が冷却されます。
つまり暖房して室温を上げても、表面温度が変わらないと
体感温度はなかなか上がらないことになります。

軽量鉄骨造の家では、床・壁・屋根に使われている
鉄骨が表面温度を下げてる一番の原因です。








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