火災保険を使っての雪害補償は現状復帰が原則


今年は大雪や豪雪で雪害被害が多く発生しております。
火災保険「の雪災補償」で補償されことは広く知らておりますので
弊社も昨年の12月から見積依頼で忙しくしております。

しかし困った現象が起こっています。
お客様から見積もりを依頼されることは嬉しいのですが、
見積のかさ上げをして欲しい
(別のところを直す費用にしたい)
現状より良い製品と交換して欲しい
などと希望する方がいらしゃいます。

更には保険金が振り込まれても
直さずそのままの状態で放置するお客様もいます。
そういうお客様からは断りの連絡もありません。

「見積はタダでしょう?」
と言いながら初めてご来店される方がいます。
タダだから断りがなくても良いのでしょうか?

保険屋さん自身が、
「保険金が振り込まれてても、直さなくてもOKですよ!」
と言い広めている方もいます。
お客様に良い顔をしたいためだと思います。

保険用の見積もりは知らない会社に行って無理を言う。
実際の工事は比べて安い会社に依頼する。

私たち工務店は見積書に被害状況写真を添付しております。
せめて完成した写真があってその後保険金を振り込む制度に
改めてほしいものです。

今のままでは見積を出した会社だけがバカをみることになります。

こんなことを書くと新規のお客様からの
お問い合わせが無くなるかもしれませんね!

火災保険を使っての雪害補償は現状復帰が原則です。

一度壊れた人間関係を現状復帰にはそれ相当の努力が要ります。

三方よしの考え方でいきましょう!






廊下のない家(子育てが楽)


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先日我が家のリビングから直接トイレに入る写真をアップしました。
驚いた人も多かったと思います。
本日はその図面をご覧に入れます。
LDKから引き戸を開けるとトイレがあります。
洗面化粧台との仕切りもなく広々としておりますので
車椅子でも楽に出入りできますね。

さて赤いラインをご覧ください。
我が家の浴室は出入口が2つあります。
トイレ~浴室~洗面所と一直線につながっています。

実はこれがとても使い勝手が良いのです。
実例を挙げて説明いたしますね!

子どもがトイレで用を足しています。
お母さんはキッチンの前で料理をしています。
「お母さん出たよ!」と子どもから呼ばれて
トイレに行ってみると・・・
なんとお漏らししてパンツが汚れています。

しかし全く慌てることはありません。
まずはパンツを脱がして汚した衣類を
折戸を開いて浴室に置きます。
次にシャワーでお尻を洗って
綺麗さっぱりとしてあげます。

汚した衣類はLDKを通ることなく
洗面所で予洗して洗濯機へポイ!

これは介護でも同じことになります。
子どもの例を出しましたのは
イメージしやすいからです。

誰もが嫌なことはできれば考えてくないと思っているはずです。
介護の話は、友人や職場の仲間には話しにくいものです。
苦労している話はしても、下の話をすることはないでしょう。
実の親の恥ずかしい様子を話すことはありません。

どんなに会社で明るく振舞っていても
自宅に帰ると現実が待っています。

介護が楽な間取りは
介護される人にとっても
介護する人にとっても
子そだて中の親にとっても
使いやすいのです。

この図面を見て「これならいいな!」と思った方は
そのまま真似されても結構です。
普通の工務店では絶対に提案できない間取りですので
きっと反対されると思います。
その際はご連絡ください(笑)!
実体験と信念がないと提案できないからです。

写真や図面を公表したのは
少しでも子育てや介護する方
特にも家族の中で一番負担を強いられている
女性の不安を解消したいからです。











廊下のない家(介護が楽)


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この写真は、リビングから引き戸を開けるとトイレという間取りになります。
実はこの写真は我が家のものです。
トイレの中には洗面化粧台と便器が並んでいます。
きっと誰もが「えっ~!」と驚くと思います。
今から12年前に、母の介護状態が次第に重くなり
母のために新築することになりました。
私たち夫婦は日中共稼ぎで家にいません。
母が一人で生活することを大前提にして
間取りを決めたものです。
車いすで簡単に移動できるよう引き戸とし
トイレと洗面所をあえて仕切りなしにしております。

母のための住宅ではありましたが
結局は、介護する人(妻)にとっても
楽ちんな家なのです。

何よりも私にとっても楽ちんな家となりました。
以前アキレス腱を切ったことがあります。
松葉杖での生活でしたが
我が家には母の車いすがあります。
浴室にはシャワーいすもあります。
何よりも身長183㎝の私が
トイレで足を伸ばすことができたことが
一番助かったことです。

自分の体験談としても、廊下のない家
仕切りのないトイレで良かったと思っています。

誰もが自分が弱くなっていく姿を想像したくないと思います。
しかし、誰もが年齢を重ねると
これまでできていたことができなくなっていくのが現実です。

「介護が必要になったらその時に考えるから!」
多くの方が同音異口に言われます。

しかし実際に病気になった時
介護が必要になった時は
先行きが不安でお金の掛かる改修工事なんて
考えることさえままならなくなるものです。

転ばぬ先の杖ではありませんが
元気なうちに終の棲家を考えての
リノベーションをおススメいたします。

我が家が見学可能ですので、ご予約ください。







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