車椅子でも使いやすい玄関スロープ
完成した現場写真をアップすます。
下の写真が工事前のものです。
ご主人様が車椅子の生活を余儀なくされ、奥様が介護をされているお客様です。
以前からスロープはありましたが、細身の奥様がご主人の車椅子を押して上るには体力がいります。
雨や雪が降ると両手が塞がっている奥様が濡れてしまうことで困っておりました。
スロープに屋根を取り付けたいとのご要望に対し私が悩んだのはデザインでした。
素敵な玄関まわりの意匠を壊さずに設置できる製品をご提案。
これで少しは奥様の介助が楽になれば私たちも嬉しいです。
囲いの部分で反射している素材はガラスではなく5㎜のポリカーボネート板。
万が一転倒しても怪我しないように工夫しました。
奥様が喜んでいる姿が私たちの喜びでもあります。
窯業サイディング性質(湿乾伸縮)1
一般住宅の外壁として最も使われている窯業系サイディングの性質について考えてみましょう。
突然の雨に戸惑うことがありますよね!実はこの雨のお陰で普段見えないものが見えるのです。
この上の写真はある通りすがりの住宅ですが、外壁がまだら模様になっています。
これは新築当時からの模様ではありません。
降り始めた雨に濡れた外壁。次第に雨水がしみ込んでいる様子なのです。
あと30分もすると全ての外壁に水がしみ込みまだら模様が見えなくなります。
実はこの外壁の塗装状態はあまり良くない事を意味しています。
1990年以降に新築した3階建て以下の住宅の外壁の、約75%は窯業サイディングであるといわれています。
窯業サイディングとは、セメントと木質系成分を混合して製造される「サイディングボード」の事を指します。
この窯業サイディングにはある特徴があります。
吸水、吸湿すると0.1~0.15%伸びる性質をもっています。
つまり外壁一枚3,030㎜では3~4.5㎜伸び、乾燥すると元に戻ります。
これを繰り返すことで塗膜のハクリや塗膜のふくれ
シール目地の切れ、更には基盤の破断や反りが生じます。
先の現場の写真はサイディングの表面塗装の防水機能が既に無くなり
雨水が基盤にしみ込んでいることを意味しています。
そこでこの 窯業サイディングの 基板特性を考慮し、 水や湿気を吸わせないことが重要になってきます。
霧吹きや水道の水をかけて、まだら模様にならなければ防水機能が有効な証拠です。
ご自宅で一度試して下さい。ハッキリとわかります。
窯業サイディング塗替診断士とは
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岩手の家を暖かく変える「ぺっこ暖」の絆すてーしょん・代表石川シュウジです。
岩手の住まいを守るには断熱だけではなく、屋根や外壁の塗装も重要になってきます。
さて住宅の外壁材の種類には、モルタル壁・窯業系・金属系・トタン壁・ALC壁・タイル壁、他沢山の種類があります。
その中で戸建住宅の外壁の8割に採用されていると言われる窯業系サイディング材には、「ある性質」のために正しい知識がないと塗装後のクレームが多く発生しています。この窯業系サイディングの塗替えに関して、診断技術の専門家で窯業サイディング塗替診断士という資格があります。
窯業サイディング塗装診断士とは...
現在全国に1,600万棟以上の低層住宅(3階以下)の外壁に使用されている窯業系サイディング材は、
1990年にモルタル外壁を上回り、本格的に外壁材として採用が続きました。この頃のサイディングは大半が直張り工法で施工されており、また25年以上経過してるため張替えも必要になっています。
つまり今後1,600万棟の住宅に使用されている窯業系サイディング材の塗替えや張替えのメンテナンスの時期を迎えているわけです。
そこで窯業系サイディング材のメンテナンス(塗替え・張替え)の専門家として、窯業サイディング塗替・張替(メンテナンス)診断士の存在がクローズアップしているのです。
明日は、窯業系サイディングの「ある性質」についてお伝えいたします。
































