鉄骨造の家が寒い理由


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このカラフルは写真はサーマルカメラで撮影したものです。
昨日のブログで紹介した断熱内窓を取り付けした現場です。
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なんとスマホに差し込むだけの簡単なものなのです。

この赤外線カメラからわかるのは、
窓の断熱効果が可視化できたことですが
実は意外なことが見えてきます。
この住宅は積水ハウスで建てました。
積水ハウスは、軽量鉄骨造の大手ハウスメーカーです。
写真で青く格子状に見えるのが鉄骨の躯体です。
つまり壁に断熱材を入れても鉄骨は冷たいことが
一目瞭然ですね!
鉄は熱伝導率が高いので
冬は冷気を、夏は暖気を伝え易いのです。

人間の体感温度 ≒ (室温+表面温度)/2

表面温度とは、室内の床・壁・天井の平均温度になります。
断熱性能が低い家の場合、外気の影響で壁などの表面温度が冷却されます。
つまり暖房して室温を上げても、表面温度が変わらないと
体感温度はなかなか上がらないことになります。

軽量鉄骨造の家では、床・壁・屋根に使われている
鉄骨が表面温度を下げてる一番の原因です。








断熱効果を可視化する


窓の断熱工事として簡単なのが
内窓を取り付けて二重サッシ化することです。
この写真は工事前の写真です。
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この窓をサーモカメラで撮影してみると
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窓全体が青く見えます。
赤いところが温度の高いところ
青が温度の低いところを表しております。
この窓に断熱内窓を取り付けました。
Low-Eアルゴンガス入りのペアガラスを使用しております。
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既存の窓枠の色に合わせてミディアムオークとしました。
これも又サーマルカメラで撮影してみると
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今度は、窓が赤く写っております。
断熱内窓の効果が目に見えて分かりますね!

お客様から早速電話が掛かってきました。
「窓の近くにいてもヒヤヒヤ感がしなくなったのよね!」
とのお喜びのコメントをいただきました。

本当に効果があるのかどうかは
サーマルカメラで可視化できるのです。

住まいの断熱改修工事は
絆ステーションにお任せください。



寒い家は脳の劣化を引き起こす!?


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最近我が家ではまっているTV番組が「クイズ!脳ベルSHOW」 。
毎日TVではコロナ禍の話題ばかりなので、このチャンネルを見ている。
年老いた芸能人が登場し、毎回トンチンカンナ回答を聞き笑っている。
巷では「脳トレ」なる本も売れているようだ。

ところで慶應義塾大学 理工学部 伊香賀俊治 教授が面白いことを発表している。
「40代から80代まで150人の脳画像を基に、脳の神経線維の質などを点数化すると、冬季の居間室温が低い家と比べて、5度暖かくなることで脳年齢が10歳若く保てるのです。当然認知症の発症も遅くなるでしょう。寒い家では室温の変化が激しい。それによって血管の拡張収縮が繰り返されて動脈硬化が進行しやすく、脳が早く劣化してしまうと考えられます」(伊香賀教授)

つまり寒い家に住んでいると、脳が早く劣化するというのだ!
誰もが認知症になることを恐れて「脳トレ」を意識しているが、
室温を上げて快適に過ごすことも意識して過ごしたいものである。

住宅リフォームでも、断熱改修工事は可能です!
是非、ご相談ください。



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