脳卒中対策は室温18℃
- 投稿日:2022年 1月28日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / 人生を変えるリノベーション / 理念
岩手県では毎月28日を「いわて減塩・適塩の日」に設定し、
様々な普及啓発を行っています。
その理由としては、岩手県が平成27年の脳血管疾患に係る年齢調整死亡率において、
男性が全国ワースト3位、女性は全国ワースト1位となっているからです!
県もワースト1からの脱却に向けて「岩手県脳卒中予防県民会議」を設立し、
官民が一体となって取組を推進しており、
次のような「脳卒中予防十か条」を県のホームに上げております。
しかしこの予防十か条の中身をよくみると・・・
食生活と運動のことばかりです。
つまり県では脳卒中の原因は塩分の取りすぎと、
運動不足であると考えているからです。
高血圧対策 = 減塩食生活と程度な運動
確かに大切なことではありますが、
この予防十か条に住宅環境については一言も触れていません。
寒い家に住むことで血圧が上昇するリスクの方が影響が大きいはずです。
笹井恵理子さんの著書「室温を2度上げると健康寿命が4歳のびる」には室温が10度下がると,
血圧は10㎜Hg上がるという研究結果が紹介されています。
食事療法では血圧は2~5㎜Hg程度の降下だとも言われております。
つまり予防十か条の効果を出すためには、住宅の室温調整がベースとなるのです。
高血圧対策 = 減塩食生活と程度な運動
室温18℃以上
暖房機を住宅内に効率よく設置し、ヒートショックを起さないような室温を
18℃以上にすることが手身近な対策ではありますが、
根本的に断熱改修工事をすることが脳卒中死亡率全国ワースト1からの
脱却につながりと私は考えます。
まずは、ご自宅の室温を計ってみましょう!
石川シュウジ
日本の住宅の問題点は室温の低さ
- 投稿日:2021年 11月 9日
- テーマ:ぺっこ暖 / アンチエイジング・ハウス / 人生を変えるリノベーション / 住まい / 理念
昨日の好天とうって変わって、本日は暖房機が必要なほど寒い一日となっていますね。
さて上の図をご覧ください。日本の住宅における冬季間の寝室の室温を計ったものです。
多くが10℃前後になっていることが分かりますね。
暖かな寝具の中は28~33℃に保たれていますので、
寝具から出ただけで20℃もの温度差を感じることになります。
体感よりも数字をみせられるとビックリしますね!
近年、こうした室内の急激な温度差を「ヒートショック」といいますが、
この温度差を原因とする疾病が多く取りざたされています。
このような急激な温度差の危険はもちろんなのですが、
実は低い室温状態が長く続くことも問題になるのです。
この低温状態を『緩慢なヒートショック状態』と呼ぶようです。
長年寒い環境で暮らしていると、その環境が当たり前に感じてしまいます。
しかし寒い環境下では、人体は徐々に体力を奪われてしまうのです。
影響を受けるのは年齢関係なく、全ての世代ということを認識してほしいですね。
それではその影響とはどんなものなのか、明日から詳しく説明いたします。 石川シュウジ
リフォーム会社がなぜ介護事業を始めるのか
- 投稿日:2021年 7月 1日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / 人生を変えるリノベーション / 理念
おはようございます。
今日から7月ですね!北国の短い夏が始まりました。
おかげさまで6月末日を持って絆すてーしょん内に
一日型デイサービスの建設工事が終わりました。
5月のゴールデンウィーク後から始まり約1月半の工事。
実際の工事よりも引っ越しに伴う整理が大変でしたね!
ところで皆さまから、リフォーム会社がなぜ介護事業所を始めるのか?
これまでのリフォーム事業は止めてしまうの?
といったご意見をいただいております。
そこで、OBのお客様向けにチラシを用意して昨日発送いたしました。
新しい事業を始めるに当たって、理念からスタートしていること
私の亡くなった母から学んだこと、合わせて自分が還暦となったこと
そんなことを書いたものになります。
「家族愛を育む家づくりと敬護サービスで、ハッピーリタイアメント社会を創る」
そのための手段として介護サービスを始めます。
8月2日グランドオープン(予定)です。