牛玉宝印

  • 投稿日:2024年 1月15日
  • テーマ:その他

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昨日の日曜日、平泉にある達谷窟毘沙門堂まで足を延ばしてみた。丁度どんと祭の準備で寺の下働きの者たちが忙しくしていましたね。今回の目的は、"最強の御札"と言われる「牛玉宝印(ごおうほういん)」をいただくためで、有難く頂戴してきた。この御札は最強のお守りとして人気が高いのですが、かつては末恐ろしいお札でありました。

 「牛玉宝印」とはなにか?寺院・神社から発行される一種の護符。厄よけとして使われていたほか、神仏へ誓いを立てる際の言葉を文書にした「起請文」の用紙としても用いられていました。起請文には、誓いを破れば天罰が下ると記されていました。

特に武将同士の誓約に牛王符が用いられるようになったのです。源義経が、兄頼朝に、反意がないことを誓った手紙とされる「腰越状」に使われた。

豊臣秀吉の臨終が近くなったとき、徳川家康をはじめとする五大老、五奉行に「熊野牛王符」に起請文を書かせ、ここに豊臣秀頼に対する忠誠を誓約させた。

NHKの大河ドラマでも「鎌倉殿の13人」「真田丸」「おんな城主直虎」では、誓約文を護符に記すシーンが何度か流れているようです。

 お正月に一年の誓いを神仏に誓った人は数多くいます。私もその一人です。

 神仏にお願いをする他力本願と、命を掛けて使命を果たす自力本願では、自ずとその結果は違ってくるはずです。

 神仏は尊べども、頼むべからず!

 そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現するようです。

     石川シュウジ



達谷窟毘沙門堂

  • 投稿日:2024年 1月15日
  • テーマ:その他

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日曜日に平泉の達谷窟毘沙門堂を尋ねてみる。

達谷窟毘沙門堂は、延暦20年征夷大将軍坂上田村麻呂公の創建以来、一千二百余年の歴史を誇る護国の精舎で、その祭事を執行する別當の達谷西光寺は、翌延暦21年奥真上人によって開かれたとある。歴史書にも「毘沙門天ノ化身来タリテ我国ヲ護ル」と記される様に、大将軍の本地を毘沙門天と見なす『田村信仰』の発祥地として、国の史跡に指定されています。

およそ千二百年の昔、惡路王・赤頭・髙丸等の蝦夷がこの窟に塞を構え、良民を苦しめ女子供を 拐さらう等乱暴な振舞が多く、国府もこれを抑える事が出来なくなった。そこで人皇五十代桓武天皇は、坂上田村麿公を征夷大将軍に蝦夷征伐の勅を下された。

  (達谷窟毘沙門堂公式ホームページより)

同じ様な説明が、現地の看板にも書かれてあります。ところで惡路王・赤頭・髙丸等の蝦夷が乱暴な振舞いをしたとあるが、実際はどうだったのでしょうか?

歴史を学ぶ上で、正史=正しいのではありません。これは、正論=正しいと同じことで、特に歴史は勝者の歴史に書き換えられる場合があるからです。

征服された者からみる歴史を逆史と呼ぶが、歴史は逆から考察してみるとその当時の人物が生き生きと躍動してみえるものです。

京の都からみて、まつろわぬ民と呼ばれた私たちのご先祖様。ご先祖様を供養する霊場として手を合わせたい。

 石川シュウジ



油麩丼とはっと汁

  • 投稿日:2024年 1月13日
  • テーマ:その他

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昨年から妻の実家の仙台への行き返りに立ち寄るお店がある、大和町にある御はっと屋。油麩丼とはっと汁をランチとしてセットで提供している。価格税込800円とお手ごろだが、仙台育ちの妻は食材の原価を知っているので、高いと手厳しい。

妻の実家では、よく油麩を料理に使う。煮物・汁物・炒め物などの料理に幅広く出てくる。煮汁をたっぷり含んだ油麩は、ごはんにあう食材だと思っている。多分私が最初に食べたのはすき焼きだったと記憶しているが、煮汁をたっぷり含んだ油麩と玉子は特に相性が良く、ついつい食べ過ぎてしまう。

この御はっと屋のランチメニューも、油麩・玉子・小麦と主要食材は、宮城県であればどこにでも手に入る物で珍しい物はない。しかしながら家庭で作るかといえばそうでも無いらしい。とくにはっとは、小麦粉に水を加え、耳たぶ程度のかたさになるまでよく練り、適当な時間寝かせ、指で薄く伸ばしてゆでる。手間が掛かりめんどうだと妻は話す。だったら高いと言わない方が良いと思うのだが、一言言いたいのが我が家の大蔵大臣。

 

ともあれシンプルで美味しい油麩丼とはっと汁はこの店の看板メニュー。いつ食べてもほっとする安心感がある。結構若いお客様が多いことも納得できる。

ここは70代のご夫妻が切り盛りしているが、夫婦の愛情とひと手間が掛かった料理は、いつまでも続いて欲しいと願うばかりである.

      石川シュウジ



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