喜多方ラーメン
- 投稿日:2024年 1月21日
- テーマ:その他
お隣の奥州市に「喜多方ラーメン坂内・水沢店」がある。国道4号線にかなり昔から店を構えているが、なぜかしらタイミングが合わず一度も入ったことがない。丁度、奥州市に用事があり、店の前を通ると駐車場に一台止めるスペースが空いていた。タイミングが良い。
日曜日の午後1時ということで店の外で待つ客も板が、店内の先客が一斉に席を立ったおかげでほとんど待つことなくテーブルに付くことができた。今日は運が良い!
迷うことなく、人気No.1メニューの喜多方ラーメンを注文。ほどなく、手もみ麺、澄んだスープ、焼豚が乗った王道の1杯が運ばれてくる。まずはスープだが、舌が火傷をする位に熱々で少し冷まして飲む。麺もしこしこしてのど越しがよい。とかくシンプルで美味しい!
食べながらHP(ホームページ)を見ると創業者の思いが載っている。
縁あってたどり着いた喜多方の地で、手もみならではのコシ、しっかりとした旨味の熟成多加水麺に出会いました。そして、坂内食堂との縁。「見習いとして学ばせてほしい」とお願いしつつも断られる日々。それでも毎日通い、ようやく「この味を持ち帰り、全国に広めたい」との志を成し遂げるための入り口を掴み、坂内食堂創業者の坂内新吾さん、ヒサさんと調理を通じてわかり合っていきました。
その後「坂内」の名前を知ってもらいたいとの思いで、1号店を野県東御市にオープンしました。
(現在は72店舗で国内65店舗/海外7店舗)
HPから創業者の断られても毎日通う執念があっての現在であることを知ります。成功するまで諦めないことが大切ですね。
ところで、この喜多方ラーメン坂内は、東北では奥州市だけにあるのはどうしてだろう?
この疑問については、そのままにしないで調べてみます。
石川シュウジ
冬はやはりアノラックが一番
- 投稿日:2024年 1月20日
- テーマ:その他
朝の送迎車での会話。
Aさん:「助手席に乗ると暖房が効いて暖けえが、後ろの座席は寒くてやんた!」
私 :「すみませんでした。後ろの設定温度上げますね!」
Aさん:「今日はアノラック着てきたから、大丈夫だ!」
私 :「冬はやはりアノラックが一番ですね!」
突然の「アノラック」という言葉にも、柔軟に対応できる私は、昭和36年生まれ。この「アノラック」という言葉には、懐かしい響きがある。ドラマ「北の国から」で、純と蛍が着ていた防寒着を思い出す。そこで今は死語となっている「アノラック」の語源を調べてみた。
アノラック(英: anorak)とは、寒冷地や山岳登山などでよく利用される、フードつきのアウターウェア。元はアラスカ先住民のイヌイットが着るアザラシ皮のアウターウェア。
勝手に商品名かと思っていたが、なんと由緒正しき語源があったとは驚きである。純と蛍の防寒着はフードがついているのでアノラック、黒板五郎が着ているのはドカジャン。
私は現在ノースフェイスのマウンテンジャケットを愛用しているが、実はこれもアノラックという括りのひとつということになる。
アノラックという言葉には懐かしさだけではなく心がほっこりする響きがある。少年時代、手がかじかむまで
雪遊び。家に帰ると母に怒られながら石油ストーブの周りの柵に、毛糸の帽子と手袋、アノラックを掛けて干す。
冬はやはりアノラックが一番暖かいのです。
石川シュウジ
デイサービスに行きたがらない理由
「親がデイサービスに行きたがらない」そんな相談を受けることがあります。亡くなった私の母もどちらかといえば行きたがらないタイプでした。
実は、デイサービスに行きたがらない方は珍しくなく、多くのご家族が悩んでいる問題なのです。本人が楽しく通うと、家族の負担が減って心身ともに楽になり、みんなが幸せになれるのに残念で仕方がありません。
ネットで調べてみると行きたがらない理由は、大きく2つに分類されるようです。
【タイプ1】「年寄り扱いするな!」とプライドが高いタイプ
【タイプ2】「外出したくない」と引きこもっているタイプ
私の母が行かない理由は、タイプ1の「年寄り扱いされたくない」というものでした。私の推測ですが、実はタイプ1の理由がほとんどではないかと思います。これは決してプライドが高い人という訳ではないと考えています。
「『敬老の日』が自分たち向けの日だと思いますか」という質問に、「そう思う/ややそう思う」と答えた割合は、60歳以上のシニア層全体の1割に満たなかったという調査がある。
更に介護認定審査では、日頃できないことを、「誰の世話にもなっていないです。全部自分でできます。」と堂々とやってみせて、結局介護度がさがることもあるのです。
これらは全て「年寄り扱いされたくない」という気持ちの表れでもあります。
敬って護る「敬護」を理念とするコンパスウォークで、一番やってはいけないことはその人の誇りを傷つけることです。利用者様に対して配慮は必要ですが、お年寄り扱いすることはならぬことなのです。
デイサービスを始めて体験された方からお断りされる理由の一つは、利用者様が年寄り扱いされている様子を見て、自分もそう扱われるかもしれないと思ったことかもしれません。
私たちの態度は常に見られているのです。
石川シュウジ