出光佐三・日章丸事件

  • 投稿日:2023年 2月 7日
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第二次世界大戦後の日本は、アメリカやイギリスに占領され、
主権回復後も両国との同盟関係があるため、独自ルートで石油を自由に輸入できません。
石油メジャーが石油市場を支配していたからです。
このことが日本の経済発展の障害となっていたのです。

さらに、原油国のイランはイギリスの石油メジャー「アングロ・イラニアン社」と係争中。
その理由は、イランの石油はアングロ・イラニアン社によって支配されており、
イランがこれに対抗して石油の国有化を宣言したためでした。

この状況に、イラン国民と日本経済の発展を憂慮した出光興産の出光佐三は、
石油市場を支配していた石油メジャーに喧嘩を売ります。

イランの石油国有化への報復として、イギリスは艦隊を派遣し海上封鎖を行います。
これによりイランは石油を売ることができなくなり、出光佐三はイギリスの汚いやり方に憤慨します。
私憤でなく公憤を覚えるところが佐三の真骨頂とも言えます。

出光佐三は撃沈されるリスクを冒して、自社で保有していた大型タンカー日章丸を
神戸港から極秘裏に出港させます。
もちろん、国際法上の対策や法の抜け道を利用するための必要書類の作成、
航海上の危険箇所の調査などの入念な準備をした上でした。

航路を偽装するなどイギリス海軍に見つからないようにすることで、
日章丸はイランに到着。そして石油を日本に無事に持ち帰ることに成功したのです。

武装を持たない一民間企業が当時世界第二位の海軍力を誇るイギリスに

「喧嘩を売った事件」として大きく報道されております。

 なんとも痛快なお話に、心踊りますね!

     石川シュウジ



海賊と呼ばれた男・出光佐三

  • 投稿日:2023年 2月 6日
  • テーマ:

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百田尚樹さんの著書「海賊と呼ばれた男」のモデルは出光興産の創業者、出光佐三光になります。
百田さんは本を書き上げこんなコメントを残しています。

【百田さんコメント】 *2012年のコメントだと思います。

二年前のある日、テレビ関係の友人と雑談している時、
「日章丸事件って知ってる?」と訊かれました。
知らないと答える私に、彼女が概要を説明してくれたのですが、
それは俄かには信じられない事件でした。
いまだ戦争の痛手から立ち直れないでいた昭和 28 年、
「七人の魔女」と呼ばれる強大な力を持つ国際石油メジャーと
大英帝国を敵に回して、堂々と渡り合い、世界をあっと言わせた
「日章丸」というタンカーがあったというのです。

興味を抱いた私は早速調べてみましたが、事件の全貌を知るにつれ、
驚愕すると同時に震えが止まらなくなりました。
そこには現代の日本人が忘れかけている「勇気」「誇り」「闘志」そして「義」の心を
持った男たちの姿があったからです。
しかしそれ以上に私を驚かせたことがありました。
それは、そんな男たちを率いた一人の気骨ある経営者の人生です。
その九十五年の生涯はまさしく凄絶としか言いようのないものでした。

――なんという凄い男がいたんや!

私は「この男を書きたい!」と心から思いました。

いや――書かねばならない!

この素晴らしい男を一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!

それが作家としての使命だ。

気が付けば、取り憑かれたようにワープロに向かっていました。

小説家になって六年、執筆しながらこれほどの充実感を覚えた ことはありません。

この作品は「小説」という形を取っていますが、登場人物はすべて実在しました。

そしてここに描かれた出来事は本当にあったことです。

この奇跡のような英雄たちの物語が、一人でも多くの日本人に届くことを心から願っています。

(「海賊と呼ばれた男」は会社の本棚にありますら、是非読んで欲しいものです。)

 石川シュウジ



海賊と呼ばれた男

  • 投稿日:2023年 2月 5日
  • テーマ:その他

 SNSのFacebookには「過去のこの日」というタイトルで、
過去に自分が投稿したことを知らせてくれる機能がある。
2017年2月5日に映画「海賊と呼ばれた男」を私が観て、
感動して泣いたことを、おせっかいにもわざわざ知らせてくれる。
ありがたいことだ。

 「海賊と呼ばれた男」のモデルになったのが、出光興産の創業者である出光佐三。
出光興産のHPを見ると、出光の5つの主義方針が掲載されておりその2つを紹介します。

人間尊重

一、出光商会の主義の第一は人間尊重であり、第二も人、第三も人である。

一、出光商会はその構成分子である店員の人格を尊重し、これを修養し、陶冶し、鍛錬し、かくして完成強化されたる個々の人格を、更に集団し、一致団結し、団体的偉大なる威力を発揮し、国のため、人のために働き抜くのが主義であり、方針であるのであります。

一、人間がつくった社会である。人間が中心であって、人間を尊重し自己を尊重するのは当然過ぎるほど当然である。種々の方針や手段はこれから派生的に出てくるのである。

大家族主義

一、いったん出光商会に入りたる者は、家内に子供が生まれた気持ちで行きたいのであります。

店内における総ての事柄は親であり子であり、兄であり弟である、という気持ちで解決して行くのであります。

一、出光商会は首を切らないという事が常識となっておる。首を切られるなど思っている人は一人もないと思います。

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 映画では岡田准一演じる国岡商店店主の国岡鐡造に店員が愚痴をこぼさずついていきます。

店主は一度言ったら、信念を貫き通す男だからです。

これを書いてるだけで思い出し泣けてきます。

      石川シュウジ

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