宝積(ほうじゃく)
岩手県の偉人に、第19代内閣総理大臣を務めた原敬がいる。生前、原はよく「宝積(ほうじゃく)」という言葉を揮毫している。仏教用語で「尊いものを積み重ねる」という意味と言われている。しかし、彼がこの言葉を使う時、若い頃学んだ聖書の言葉を思い浮かべていたのではなかろうか。原は 17 歳でキリスト教の洗礼を受けている。
聖書に「天に宝を積め」という言葉がある。本当に価値あるものは、目に見える地位や財産ではない。目に見えないものにこそ価値があるという教えである。
岩手という厳しい自然環境で育ち、賊軍と蔑まれながらも理想とする社会を創ろうとする反骨精神が、「宝積」という座右の銘には込められているのではないかと思います。
上手くいかない時も、くさることなく天を相手にコツコツと努力することですね。
石川シュウジ
スリランカへの恩返し
- 投稿日:2024年 2月15日
- テーマ:その他
スリランカの中部にあるリディマリヤッダの支援小学校が2年前に日本の支援で完成。私もその建設に微力ながら協力してきましたが、新型コロナ感染症も収まり今年2月上旬に日本の仲間たちがスリランカを訪問し、新しい学校を視察してきたとの報告がありました。現地で大歓迎を受けてきたようですね。(私も行きたかった・・・)
私は2019年2月にスリランカを訪問。目的は、NGOワールド・ビジョンを通じて支援している子ども達に会うためでした。経済危機で揺れ続けるスリランカでは、最も貧しく、最も弱い立場にある子どもたちが、大きな代償を払っているからです。2019年に渡航した仲間が現地を視察したあと、学校建設を計画し起工そして完工。今回の訪問となった訳です。
実は戦後の日本は、戦勝国によって国が4分割にさせる案が持ち上がっていたのです。それに反対し日本の独立を守ってくれたのが、スリランカの代表ジャヤワルナダさん。彼のサンフランシスコ講和会議での演説があったおかげで日本は割譲されなかったのです。
この事実について日本の学校では教えてくれませんが、お世話になったスリランカの御恩については本来忘れてはならないことなのです。
日本人として「恩知らず」は恥ずかしいことと自覚することですね。
石川シュウジ![]()
![]()
ラーメンの聖地・山形
- 投稿日:2024年 2月12日
- テーマ:その他
昨日(日曜日)は、妻の伯母が他界したというので、山形市まで弔問に行ってきました。
なんとこの伯母さま、享年101歳の大往生。昨年暮れから食が細くなったと聞いており、お別れは時間の問題と捉えていた。人の死期は予測できないものであるが、命をつなぐ食は一つのバロメーターになっているのは間違いない。
伯母とのお別れの挨拶を終え帰路につくが、時計を見ると午後1時半。急にお腹が空いてきたので昼食をとることにするが、山形市内では「山ラー」と書かれた赤いのぼり旗が多く見受けられる。そう言えば、先日ニュースで、日本一ラーメンを消費するまちとして山形市が紹介されていたことを思い出す。調べてみると山形市はラーメンの聖地として売り出しているらしい。
山形蔵王インターチェンジから山形自動車道に乗ろうと車を走らせるが、赤い「山ラー」ののぼり旗見てどうしようもなくラーメンが食べたくなった。入ったお店の名前が「鶏冠(とさか)」。名前の通り、鶏ガラスープをベースに醤油味のラーメン屋だった。シンプルで美味しい!
山形県のご当地グルメに「鳥中華」がある。日本そばの和風出汁にラーメンの黄色い中華麺を入れ、鶏肉などの具をトッピングしたもの。最初は「鳥中華」のお店に入ろうとしたがこちらは店舗の外まで列ができておりあきらめてしまった。
これは推測だが、鳥中華の文化がベースとなって、鶏ガラスープのラーメンへと広がっていったのかもしれない。
歳をとったせいか、豚骨スープは獣の匂いが鼻につくようになってきた。やはりラーメンは子どもの頃から慣れ親しんだ鶏ガラが安心する。これも体のバロメーターだと思う。
石川シュウジ
































