日本は「人助け指数」最下位

  • 投稿日:2022年 5月13日
  • テーマ:その他

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世界の寄付や慈善活動に関する面白い調査がある。
イギリスの慈善団体「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」が毎年発表する
World Giving Index(世界人助け指数)という報告書だ。

 この指数は次の3つの質問に答える形式から成り立っている

「この1カ月の間に、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」

「この1カ月の間に寄付をしたか」

「この1カ月の間にボランティアをしたか」

2021年に発表されたレポートには、「2020年、世界では、過去最高の数の人が見知らぬ人を助けた。
過去5年間に寄付をした人の合計よりも、多くの人が寄付をし、ボランティア活動の水準も比較的高かった。」と
している。コロナ禍という未曽有の世界的危機が、人々を助け合いの方向に導いたのかもしれないとまとめている。

さてランキング一位はインドネシア、二位はケニア、三位はナイジェリアとなった。
国の裕福さと人助けには関係がないようです。
ところで、114ヵ国中で総合順位最下位の国はどこだろうか?

答えは日本になります。前回の107位からさらに下がっています。
報告書では「日本は歴史的に、先進国としてはめずらしいほど市民団体が少ない。
チャリティーの規則は複雑で、国の対策に対する期待が高く、
組織化された非営利団体の登場は比較的新しい現象だ」と分析しています。

私たち日本人は「おもてなしの国」というイメージを

持っていると思います。次回はそのギャップを紐解いてみます。

       石川シュウジ



ワールド・ビジョンに寄付するとは?


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「すべての人々に"何もかも"はできなくとも、誰かに"何か"はきっとできる」

ワールド・ビジョン(World Vision)は、アメリカ生まれのキリスト教宣教師、
ボブ・ピアスが1950年に設立した国際NGOになります。
一日当たり150円、一月当たり4500円を寄付して、
命の危険にさらされている世界の子どもたちのチャイルド・スポンサーになることができます。

 私はこの活動に参加して10年程になりますが、モンゴルに男の子1人、インドに女の子1人、
スリランカに男の子1人、合計3人のチャイルド・スポンサーになっています。
毎年誕生日やクリスマスには手紙や絵、写真などを交換しますので、
子どもの成長が見える活動が、他の団体と違うところです。

 世界には様々な国際NGOがあります。日本では、「国境なき医師団」、
「アショーカ」、「セーブ・ザ・チルドレン」などが有名な団体だと思います。

 ところで私が知人・友人にワールド・ビジョンを進めると
「日本にも貧しい人はいます。まずは近くの人を助ける方が先ではありませんか?」、
「知らない団体に寄付するのはちょっと・・・」という答えが返ってきます。
しかし、有名な団体に寄付しているのかと思えばそうでもありません。不思議ですね!

 ある調査では「NPOに寄付をしたことがない」という日本人は、5割を超えています。
それでは、日本人はなぜ寄付をしないのでしょうか?

 これについては、明日から深堀りしてみますね。     

         石川シュウジ



一日150円の恩送り

  • 投稿日:2022年 5月11日
  • テーマ:その他

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本日、私が支援しているモンゴルの子どもと、オンライン交流イベントがありました。
私はNPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンを通じて、
モンゴルのある子どものチャイルド・スポンサーをしております。
主に親の貧困からくる子どもの慢性的栄養不良や、教育環境の未整備の課題を克服する
「ハイラアスト地域開発プログラム」という支援が、
今年無事に16年間のプログラムを終えることになりました。
これを祝した卒業イベントが開催されたものです。

本来、現地に私たちが出向きお祝いをする予定でありましたが、
このコロナ禍の状況を踏まえオンラインでの企画となった訳です。
モンゴルが好きな私にとってはとても残念です。

私の支援する男の子は現在中学2年生。
今から6年程前にモンゴルでお会いし、
その後毎年成長記録をいただいておりますが、
今日のオンライン対面ではすっかり青年となり、
丁度恥ずかしい年頃で、始めは自分から話をしてくれませんでした。
でも約10年間、彼の成長を見てきた私にとっては、
この恥ずかしがる姿にさえも感動を覚える素敵な時間となりました。

ワールド・ビジョンでは、一日150円、一月4500円で
困窮する子どものチャイルド・スポンサーになることができます。
地域全体の子どもの支援ではなく、一人の子どもの支援となりますので、
お金の使い道が明確です。
日本で150円は、ペットボトルの飲料一本分位の価値ですが、
世界では一家4人がご飯を食べれて、学校に通える価値に相当する地域が
まだまだ沢山あります。

支援するチャイルドの成長から、少しずつ自信がつくことで子ども自身が、
将来に対し夢や志を持っていく過程が伝わってきます。
なによりもこの支援が未来の創造に役立って

いることが嬉しいのです。

 あなたもチャイルド・スポンサーになってみませんか?

        石川シュウジ



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