仕事できることに感謝


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令和6年1月4日、コンパスウォーク北上鬼柳は今日から仕事始めです。今朝、ご利用者様の前で新年のご挨拶をしました。

雪の無い穏やかな元旦を迎えたと思いきや、夕刻には石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。翌日2日には、羽田空港で日本航空機が海保の機体と衝突し炎上。年の初めから自然災害や事故の悲しいニュースが飛び交っています。犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災地へ今何ができるのかを模索し実行に移したいと思います。

お正月のおめでたさもないスタートとなりましたが、本当にそうでしょうか?めでたいとは、祝う事や良い事があるからめでたいのでしょうか?そうでは無いようです。

電気や水道が使えること。暖かい家や食事があること。仕事する職場があること。これは当たり前のことなのでしょうか?「当たり前」の反対は「有難い」。そこに有ることが難しい、つまり「ありがとう」の語源になります。私たちの日常には「当たり前」なことなど、何ひとつとしてないのです。今こうして生きていること自体が、おめでたいことなのです。

本日、お元気にコンパスに通われた利用者様のお顔を拝見し、心から有難いことだと思いました。世の中には、残念ながら今日を迎えることが出来なかった人も多くいるのです。

今回の震災や事故は、対岸の火事ではなく、次の瞬間に自分の身に起こり得ることだと自覚し、今を精一杯生きることが大切だと教えてくれます。

コンパスウォーク北上鬼柳のスタッフ一同、日々自分の心と技を磨き続けることがご利用者様のみならず、世の為に役立つことを心に刻み精進して参ります。

今年もおめでたい一年であることが既に決まっているのです。

本年も宜しくお願いいたします。  石川シュウジ



その土地を表現する人

  • 投稿日:2024年 1月 3日
  • テーマ:その他

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月刊「専門料理」という書籍があり、従姉の息子「従甥(じゅうせい)」が載っているとのことで、今回初めて購入してみた。

この書籍は創刊から約40年が経ち、基本テーマは一流の調理技術を惜しみなく、初心者の方にもわかりやすく解説するということとある。しかし一般人が購入するものではなく、やはり料理人が手にするものだと思う。

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 さて私の従甥は、江刺にある日本料理「新茶屋」の次期7代目となる和賀靖公(やすたか)さん。新茶屋は平民宰相と呼ばれた第19代. 内閣総理大臣・原敬が地元の青年と議論した場所として歴史に刻まれている。

 今回の書籍テーマは、日本料理を次世代へと称し、その土地を表現する5人が掲載されている。その一人が和賀さん。彼の華々しい修行経歴も載っているが、私が一番心動かされたのは、「花人」川瀬敏郎さんとの出会いであろう。

 川瀬さんの「投げ入れは全ての花が本物でなければ成り立たない」「花はその場の品格を左右する」という言葉が、和賀さんの転機となった。

 そういえば、新茶屋のインスタグラムには、料理と一緒に必ず花が生けてある。今回その理由の一端を垣間見たような気がする。

 和賀さんは、総合芸術としての「料亭」とその歴史を背負い、この土地に根差した文化を継承する若人になります。応援してください。

 結局、その場の品格を左右するのは人なのですね!

   石川シュウジ



おせち料理に込められた願い

  • 投稿日:2024年 1月 2日
  • テーマ:その他

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妻の実家のある仙台市で年を越すようになって約10年。実母が逝去したこと、3人の息子たちも仙台市、高松市、札幌市と県外に就職しており、岩手に帰省するよりも仙台は便が良く自然とそうなっていったようです。

 年越しを仙台でするようになって、楽しみなのはおせち料理でしょうか!息子たちもみな呑兵衛なので、お酒のおつまみとしても重宝しています。

おせち料理と言えば、その豪華さに目がいきがちですが、実はおせちには「今年も家族みんなが一年間、健康で幸せに暮らせますように」という強い願いが込められた縁起の良い料理なのです。元旦からの三が日、家族みんなでおせち料理をかこむことで、お互いの健康長寿・無病息災を祈るというのがおせち料理の昔からの習わしです。そのため、おせち料理の中身はとても素晴らしく、健康のために選び抜かれた食材ぞろい。まさに年に一度のスペシャル薬膳御膳と言ってもよい中身になっています。お酒も百役の長として薬膳の傍役を務めます。

今年は、小学生の甥二人に食材に込められた意味を教えながら、盃を重ねています。

甥は「おじちゃん、これ美味しくない!」と、私におせちを返してきますがそれも嬉しいものです。

きっと私や妻の遺伝子を継ぐ者は、間違いなく吞兵衛になるに決まっているはずです。

大学生になるころには、おせち料理の良さを分かってくれるでしょう!

今から楽しみですね。 

 石川シュウジ



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