インサイドアウト


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自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、派閥からキックバックを受けていた議員が、皆われ関知せずの態度をとっていることに国民はあきれ果てています

それではなぜ国民は政治家を信用しなくなったのでしょうか?政治を目指す人は、世の為、人の為に立ち上がったと、天下国家を論じます。ところがこれだけ国会で議論しても、良い方向に進まないのはなぜでしょうか?

私たちは多くの場合、何か問題が起きたとき、アウトサイド、外側からのアプローチで解決しようとします。たとえば、上司から理不尽な指示を受けることがあったとしても、その原因を上司に求め、上司だけの問題にしてしまいがちです。しかし、その考え方では、一方的に上司を責めるばかりで、自分は何もしないことになります。

あなたにできることはありませんか? あなた自らが働きかけることはありませんか?

ビジネス(社会)において裁量権や相応のポジションが欲しければ、自分がそういうビジネス・パーソンになればいいのです。このように、"相手を変えようとする"(=アウトサイド・イン)のではなく、"あなたから変わろうとする"のがインサイド・アウトの考え方です。

政治家は、天下国家を変えようとしますが、自分が影響を与えることができるのは自分の周りであり、その影響の輪を広げることが重要なのです。

そう言えば、未曾有の3.11震災が発生した時、放射能が怖いとかで地元に帰ってこない先生がいました。

その人の口ぐせは
「私は、天下国家のことしか頭にない。」

その後、妻から三行半を突き付けられたという事実が、その人の影響力を雄弁に語っていると思います。

     石川シュウジ



能登半島地震で被災された石川県の酒蔵

  • 投稿日:2024年 1月24日
  • テーマ:その他

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能登半島地震で地元の酒蔵も壊滅的な被害を受けて酒造りができなくなり、正念場を迎えていると報道されています。日本四大杜氏の一つの「能登杜氏」を輩出してきた伝統文化にとって深刻な事態となっていることを、まずは知って欲しいものです。

あるサイトでは石川県のは酒蔵mapを作成。どんな日本酒が造られているのかを知っていただき、日本酒購入のきっかけにしたいものです。

①酒峰 加越・・・(株)加越本社
②竹葉・・・数馬酒造・酒蔵直営店
③兼六・・・(株)金谷酒造店
④常きげん・・・鹿野酒造
⑤菊姫・・・菊姫合資会社     
⑥長生舞・・・(株)久世酒造店
⑦萬歳楽・・・小堀酒造店  
⑧大慶・・・櫻田酒造(株) *
⑨能登誉・・・清水酒造店 * 
⑩天狗舞・・・(株)車多酒造 
⑪宗玄・・・宗玄酒造 *      
⑫御所泉・・・武内酒造店   
⑬谷泉・・・鶴野酒造店 *
⑭菊鶴・・・手塚酒販
⑮池月・・・鳥屋酒造
⑯ 能登末廣・・・中島酒造店  *
⑰若緑・・・中納酒造
⑱亀泉・・・中野酒造(株)    
⑲日榮・・・中村酒造(株)
⑳金紋・・・西出酒造
㉑二羽鶴・・・二羽鶴酒造
㉒農口・・・農口酒造  
㉓農口尚彦・・・農口尚彦研究所
㉔奥能登の白菊・・・白藤酒造店 *
㉕十代目・・・橋本酒造
㉖春山・・・春成酒造店    
㉗神泉・・・東酒造
㉘金瓢白駒・・・日吉酒造店 * 
㉙加賀鳶・・・福光屋
㉚天平・・・布施酒造店    
㉛獅子の里・・・松浦酒造
㉜大江山・・・松波酒造(株)  * 
㉝遊穂・・・御祖酒造
㉞朱鷺の里・・・見砂酒造   
㉟夢醸・・・(株)宮本酒造店
㊱加賀鶴・・・やちや酒造(株) 
㊲手取川・・・(株)吉田酒造店

*印がある酒蔵は、特に大きな被害を被った蔵になります。

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

   石川シュウジ



日本四大杜氏

  • 投稿日:2024年 1月23日
  • テーマ:住まい

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(岩手県酒造組合・岩手県酒造協同組合のHPより)

 南部杜氏の歴史は古く、1678年頃、現在の紫波町志和で酒造りを始めた近江商人の村井権兵衛が、大阪から杜氏を招いたのがきっかけだといわれています。それまで醪(もろみ)のままろ過しない、いわゆる「どぶろく」だけだった酒造りに、池田流の「すみ酒」の醸造技術を持ち込んだのである。

その後、近隣の農家が副業として二、三石程度の酒造りを請け負う「引酒屋」にその技術が広まり、代々受け継がれていきました。

千歯扱の登場によって脱穀作業が軽減されると、農家は冬の農作業から解放されました。同時に、千歯扱の導入で冬場の収入源を失った小規模農家が必要に迫られ、造り酒屋に出稼ぎを始めました。それが南部杜氏の始まりだったと云われています。

南部杜氏は大阪池田流の流れをくむことになります。しかし、京都で造り酒屋をはじめた村井権兵衛の分家・権右衛門は、奉公人を京都の本店で就業させてから南部に下向させたといわれ、酒造りが盛んな京都伏見の影響を受けていたことも考えられます。

いずれにしても時代とともに独自の工夫が加えられ、南部流の酒造りが完成されていったのだろうと思われます。

日本三大杜氏と呼ばれるのは「南部杜氏」「越後杜氏」「丹波杜氏」の3つの集団です。これに能登杜氏を加えて四大杜氏と呼ぶこともあります。能登杜氏とは、石川県能登半島の先端付近、珠洲市や能登町を発祥地とする集団です。

しかし地震により奥能登の酒蔵11社、全てが被災。今年分のお酒は全てダメになったようです。

しばらくは奥能登の酒蔵のお酒を飲んで応援したいと思います。

      石川シュウジ



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