なぜ断熱材が効かないのか?(その3)


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「ヒートショック」て知ってます?
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。
急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。
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家庭内で高齢者が死亡する原因の4分の1を占める「ヒートショック」
年間1万7千人と言われています。(交通事故死 4,611人は技術の進歩で年々減少していますが・・・)
交通事故死の約3.6倍にも当たりますが、さらに病死と判断されている方も多く、実際の数はもっと多いと考えられています。
誰もが「自分のお家が一番安心・安全だ!」と思っています。
もちろんくつろぐという安心感は我が家に勝るものはありません。
ところが、断熱の効いていない我が家が一番怖いという認識は全くないと思います。
私たち絆すてーしょんは、ここ岩手県で「ヒートショック」で亡くなられる方を
少しでも減らしたいと「ぺっこ暖」を立ち上げました。
断熱改修工事をしなくても脱衣所や浴槽に電気暖房機を置くだけでも十分に効果はあります。
死んでしまってから後悔しても後の祭りです。
もう少し「自分の命の価値」を見直してもよいのではないかと思います。



なぜ断熱材が効かないのか?(その2)


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昨日、壁の中を風が走りまわることがグラスウール断熱材の効果を発揮できない原因とお伝えいたしました。
そこで壁の上下に気流止め(グラスウールを座布団にした形状にしたもの)を施工することで
風が走り抜けなくなります。グラスウールの厚みが50ミリでも100ミリでも本来あるべき性能を発揮することができます。
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気流止めはポリエチレンフィルムの袋にグラスウールを入れ圧縮した物を使います。
壁の下部(又は上部)を20cm程切ってまんべんなく施工します。
最後にカッターナイフで少しカットして空気を入れ膨らませます。
たったこれだけで本来持っている性能を復活させることができます。
もちろん予算があれば壁をはがして高性能グラスウールを充填した方が良いのですが。
この「気流止め」がないとどんなに高性能なグラスウールを使っても結局は暖かくならないのです。
新築工事でもリフォーム工事でも基本は同じです。
続く・・・




なぜ断熱材が効かないのか?(その1)


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在来木造住宅では、ほとんどの住宅でグラスウール断熱材が施工されていますが
その断熱材が効いていません。
「我が家は断熱材で包まれているのに、寒いってどうよ???」
東北地方では、20年も前から北海道に学ぶと言いながら未だに同じことを繰り返していますので
今更ですが、今一度基本に戻って断熱のお話をいたします。
一番の原因は、壁(外壁、間仕切り)と、床、天井との取り合い部にあります。
暖房時、室内の暖かい空気で、壁内の空洞部の空気も暖められ、上昇気流が発生し小屋裏に抜けていきます。
その結果、室内のお暖かい空気や、1階床下の冷たい空気が壁内に吸いこまれていきます。
 これにより壁内では気流が生じ、室内の熱を大量に小屋裏に流出。
また室内の暖かい湿った空気が、壁内に侵入するので壁内結露や小屋裏結露が生じます。
この現象は寒冷地ほど激しく起きますが、日本中で程度の差こそあれ発生してると考えられます。
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 このような現象は外壁だけなく、住宅内部のいたるところで発生しています。
上図のように、間仕切り壁の内部を冷気が通り抜け、小屋裏に入り込んだ湿気と冷気によって、小屋裏空間で結露を発生させる場合もあります。

冬季に暖房を入れ室内を暖めます。コンセントに手を当てて風を感じることがあれば間違いなくこの現象です。
さっそく自宅で試してみて下さいね!
続く・・・



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