母ちゃんを通わせたい施設12「わっかの会」

  • 投稿日:2022年 2月25日
  • テーマ:理念

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2011年7月、母が他界してから約1年が経過。
私も妻もやっと現実を受け入れるようになっていきました。
そんな時妻の口から「この介護の経験を何かに活かせないかな?」
私との会話の中で出ます。
実は妻は、以前に見学した宮城県の「介護者の集い」を
地元でも開催したいと考えていました。

 介護する人が、ちょっとした時間におしゃべりすることで、
少しでも気持ちが楽になれる場所を作りたい。
誰かとつながることで、支え合えたら嬉しいかもしれない。
次第にその思いが強くなっていきます。
まず手始めに妻は、気の合う仲間と「介護者サポーター養成講座」を受け勉強します。
その仲間と立ち上げたのが介護者のつどい「わっかの会」です。

 この「わっかの会」の立ち上げの思いや、この会の中でおきた小さな感動物語が
ショートムービーになっておりますのでご紹介いたします。
(ユーチューブ・QRコードで検索)

大介護時代、私のできることで心のオアシスとなれるという物語です。
その後のコンパスウォーク開所への原点ともいえますので、是非ご覧になってください。

            石川シュウジ

「わっかの会」 開催日時 : 毎月第3土曜日午前10時~12時

        開催場所 : コンパスウォーク北上鬼柳

        参加費  : お茶代100円

https://www.facebook.com/Wakkanokai



母ちゃんを通わせたい施設11「介護者の気もち」

  • 投稿日:2022年 2月24日
  • テーマ:理念

2009年7月、母のために新築した家での介護がスタート。
新しい家での介護は以前の寒い家とは比べ物にならない程快適です。
しかしながらハード的に快適であっても、母の気もちは沈んでいくばかり。
その原因については、私が母の残存能力を奪ってしまい、
生きる希望までも奪うことになっています。
(通信10に詳しく書いております。)

家庭内の介護は、妻利佳子に大きな負担を強いることになっていきます。
妻は、家庭内では3人の息子の子育てをしながら、
母の介護、仕事では会社の事務経理、
更にわがままな私にかき回されたりと一人何役もしなければなりません。

当時妻は、全て時間に追われる日々で暮らしで余裕がなく、
時には母に辛く当たることもありました。
母のために一生懸命尽くしながらも、
「死にたい!」という母の言葉に、
自分が役に立っていないのではないかという不安が襲います。

終わりのみえない介護、これからの未来が描けない自分、
お役に立っていないかもしれないという自己肯定感の低下、
この苦しい状況を誰にも話せない孤独感、次第に閉塞感にさいなまれていきます。

そんな時妻がネットで偶然見つけたのが、
宮城県にある介護者サポートの団体でした。
妻ははいても立っていられず仙台で開催された介護者の集まりに参加します。
そこには同じ様な悩みを抱えている人がいて、安心できる環境だったようです。
「地元北上市にもこんな介護者の集いがあったらいいなあ~!」
自宅に帰るなり、私に話したことを覚えております。

 

2011年7月、自宅で倒れた母はそのまま帰らぬ人となってしまいました。
約5年間の介護から突然解放された妻は、心にぽっかりと穴があいたようでした。
私にとってもその後の半年間は、ほとんど記憶がありません。
やはり母を失った喪失感は大きなものでした。
続く

    石川シュウジ



文部省唱歌「日の丸の歌」

  • 投稿日:2022年 2月23日
  • テーマ:理念

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日2月23日は、天皇誕生日になります。旗日なので国旗を掲揚してお祝いしましょう!

さて、今朝国旗を掲揚しながら私の口から出たのは「白地に赤く、日の丸染めて、ああ美しい、日本の旗は」。

風になびく国旗を観ながら、本当に美しいと思いました。

 そこでふと疑問に思ったのが、この歌に2番があるのかどうかということです。
学校で習った記憶がないのです。早速調べてみました。
しっかり2番の歌詞もありますね。私が知らなかっただけでした。

文部省唱歌「日の丸の歌」

*戦後改訂版

一 白地に赤く 日の丸染めて

  ああ美しい 日本の旗は

二 青空高く 日の丸揚げて

  ああ美しい日本の旗は 

文部省唱歌「日の丸の歌」

*戦前版

一 白地に赤く 日の丸染めて

  ああ美しや 日本の旗は

二 朝日の昇る 勢ひ見せて

  ああ勇ましや 日本の旗は

詳しく調べてみると、戦後に歌詞が改定されています。
戦前の教育を受けてきたコンパスウォークの利用者様にとっては、
戦後よりも戦前の方が耳に馴染みあると思います。 

オリンピックの時だけ、国旗を振って日本の選手を熱狂的に応援しますが、
国民の祝日つまり旗日に国旗を掲揚する家がほとんどなくなりました。
旗日という言葉も既に死語なのかもしれませんね。

 少しでも風習・文化を残したいものです。            石川シュウジ



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