恩送り

  • 投稿日:2022年 12月 4日
  • テーマ:その他

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ここ数日「お互い様の街 ふくしま」について書いておりますが、
この「困った時はお互い様」という精神は、
本来私たち日本人が持っていた価値観だと思います。

人は他人に優しくするとつい見返りを求めてしまうことがあります。
私自身「せっかくやってあげているのに・・・」と思うこともあり、
これが恩着せがましいのだと思います。

「恩返し」に似た言葉で「恩送り」があります。

「恩返し」とは、助けや優しさをくれた相手に何らかの形でお返しするものです。

「恩送り」とは、自分が受け取った思いやりある行為を
全く関係のない第三者に受け渡していくものです。
いわば「ご恩のバトンリレー」といったところでしょうか。

 「親孝行したいときに親はなし」と言われる通り、
私の実の親は既に鬼籍に入っておりますので、恩返しはできません。
しかし「親の恩は子で送る」を心に決め3人の息子を育ててきましたが、
これも独り立ちしてしまい妻と二人きりの生活です。

 コンパスウォーク北上鬼柳をオープンした理由に

介護が必要だった母の為のためにという思いがあります。

 実際に母には恩返しできないのですが、人生の先輩と

一緒に過ごすことで、少しでも恩送りできるのではないかと

考えたからです。

 受けたご恩を、見ず知らない方にバトンする。

きっとこれが世の中を明るくする一歩なのです。

  石川シュウジ

      



互いさま倉庫・ ふくしま

  • 投稿日:2022年 12月 3日
  • テーマ:その他

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福島市に拠点を置く特定非営利活動法人チームふくしまがあります。
代表者の半田 真仁さんと私はご縁があり、彼の行動力にはいつも驚かされます。
今年の2月になりますが、食料品・日用品の支援を必要とされる方が、
時間や人目を気にせず、24時間都合が良い時に提供される
食料品・日用品を取りに行ける公共冷蔵庫
"コミュニティフリッジ ひまわり"プロジェクトを立ち上げています。

(以下は、チームふくしまのプレスリリースから拝借したものです)

 様々な事情により生活に困難を抱える方がいらっしゃる中、
新型コロナウイルス感染症の影響から仕事ができない、
お客さんが来ないなど、その影響を多くの人が受けており、
困難を抱える状況になった方が増えています。

また、子どもが生まれ育った環境等に左右されず、
健やかに育成される環境を整えるためには、
親だけでなく地域で子どもを育てていく気持ち、環境や仕組みが必要です。

こうしたときこそ「困ったときはお互いさま」の気持ちで助け合いたい。
全ての支援は難しいけれども、「お互いさま」の気持ちで
食料品や日用品を無料で提供することができれば、
生活への苦労を少なくすることができるのではないかと思い、
この取り組みをスタートすることにしました。

これは無人運営形式なので時間や人目を気に

せず利用することができる仕組みです。きっと

ここが重要なポイントだと言えますね。

 半田さんに考えを学ぼうとし、講演を依頼する

人も増えているようです。一度北上で、お話し

する機会があればいいですね。

      石川シュウジ



お互いさまの街 ふくしま

  • 投稿日:2022年 12月 2日
  • テーマ:その他

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LTカフェのお支払済みカード掲示スペース


私にとって第2のふるさとと言えば福島市。
大学生時代に住んでいたこと、更にはその当時の友人が多く住んでいる
ということが主な理由となります。

 この福島は、東日本大震災と合わせて福島第一原子力発電所事故で
大きな被害を受けています。未だにその傷跡は癒えることがありません。

 しかしこの福島を盛り上げようと頑張っている人がいます。
「お互い様の街ふくしま」を合言葉にして活動している青年たちです。

 その中の一つにBLTカフェがあります。
ここではいつでも店内にペイフォワードチケットが貼り付けてあります。
見知らぬ誰かが前払いしてくれたチケットで、お金がなくても外食できる、
そんな場所があれば温かい気持ちになり、お互いさまの気持ちで溢れるのではないかという想いから始まった「お互いさまチケット」です。

 この活動を推進しているNPO法人チームふくしま(福島市 理事長:半田真仁)は、
「困ったときはお互いさま」を合言葉に、福島県内がお互いさまの気持ちであふれた街に
なることを目標としています。

 ド田舎のここ北上市でも、地域との繋がりや共同体意識が薄れてきました。
国を頼ることもできなく、全ては自己責任の一言で片付けられる社会と
なっているような気がしてなりません。寂しいですよね。

 良いことはそのままパクればよいのです。

「お互いさまの街 キタカミ」

「恩送りの街 キタカミ」

「おせっかいな街 キタカミ」

 知り合いの飲食店に声を掛けて、

実現したいものです。

  石川シュウジ



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