「土の人」と「風の人」
- 投稿日:2023年 1月 7日
- テーマ:その他
風土という言葉がありますね。動くものと動かないものとして対比される、風と土ですが、
実は人にも「風の人」と「土の人」があると言います。
「風の人」は遠くから理想を含んでやってくる者で、
「土の人」はそこにあって生命を生み出し育む者と言えます。
かつてヒルサイド・アベニューというFM番組がありました。(かなり古いお話です)
そのパーソナリティーを務めていた小川もこさんの講演を聞く機会がありました。
もこさんは全国各地を回って放送を重ねますが、ある時地元で一生懸命頑張っている人たちと自分を比べて、
根無し草のような自分の存在に悩みました。
そんな時アドバイスをくれたのが、遠野出身の歌手あんべみつとしさんでした。
人には「風の人」と「土の人」がいて、もこさんは「風の人」だと伝えます。
「あなたの役割は、全国の生きた情報を「土の人」に伝えることで、新しい風を吹かせるのが使命なのです。」と
誰もが「風の人」「土の人」の両方になり得るのです。
見知らぬ土地に行った時は、最初は「風の人」。
しばらく暮らすと「土の人」になります。
これは仕事でも同じことがいえると思います。
新しい職場に採用された時は、違和感を覚えたものが、
しばらく働くと当たり前に感じることがあると思います。
今年も弊社では「風の人」を多く採用する予定です。
「土の人」とのふれあい交流が会社内の風土を育み、
やがて社風となって世の中に風を起こすのです。
今年は社内で交流する場を沢山設けたいですね。
石川シュウジ
「土の時代」から「風の時代」へ
- 投稿日:2023年 1月 6日
- テーマ:その他
皆さんは、西洋占星術では私たちの生きる時代が
「風の時代」という新たなステージへと移り変わったことをご存知ですか?
少し説明いたしますね。
「土の時代」とは
18世紀末から2020年まで続いた土の時代は、土地・資産・終身雇用・固定概念・肩書きなど、「目に見えるモノや形あるもの」を所有する「物質主義」の時代であり、古くからの慣習を守ることが標準的な考え方でした。
「風の時代」とは
一方、風の時代は、知識・情報・想像力・思考力・コミュニケーション力など「目に見えないもの」が価値あるものと考える精神的なものを重んじる時代です。
おりしも新型コロナウイルスは、旧時代のレガシーの禊を行うものとして現れたとされています。
これは占いのお話ですが、あまりにもタイミングがぴったり合って、そうかもしれないと思ったりしますね。
土の時代に持っていたものを手放し、自分の「個」の感性を磨き、
それを発信し世界中の共感した人と繋がっていく。
そんな、「自分らしく自由に生きること」が、
風の時代には重要な考え方になるようです。
アフターコロナの時代は、素直に時代の追い風に
乗って所有しないほうが楽しそうですね!
石川シュウジ
花は香り 人は人柄
- 投稿日:2023年 1月 5日
- テーマ:その他
毎月「致知」を購読しており、今月はお正月ということもあって、
小さな小冊子が付録として付いてきました。
「人生の大側」とあり、次の言葉が始めにあります。
花は香り 人は人柄
見た目にいくら華やかで艶やかでも、造花には真に人を惹きつける魅力はありません。
人もいくら実力があっても、傲慢で鼻持ちならない人に人間的魅力はありません。
まずは自分創ること。つまり自分という人間を立派に仕上げ、徳の香る人になれば人生は大丈夫だと続けている。
この"立派に仕上げる"というのが、実は難しいのです。
確かに、女性を見ると見た目の美人は多くなりました。
男性を見ると、頭の良い計算高い男も多くなりました。
しかし傍を通るだけで風薫るような、周囲を温かく包むような
お人柄が伝わる人は少なくなってきたように感じます。
自分は自分といった、個が前面にでているように感じています。
かつて男女の理想像として「男は度胸、女は愛嬌」と
言われてきましたが、これも完全に死語となっています。
今では男女の力関係も逆転し、ジェンダーフリーという
考え方も浸透してきたようですね。
女は度胸、男は愛嬌、オカマは最強
言葉とすれば笑えるフレーズですが、
このまま日本人はどこに行くのでしょうかね?
石川シュウジ