生活相談員は人生相談員
- 投稿日:2021年 9月24日
- テーマ:理念
私は様々な資格を持っている。資格があれば飯が食える時代ではないが、無いよりは有った方が助かることが多いと思う。国家資格では2級建築士を持っているが、かなり遠回りし42歳での取得だった。38歳で社内にリフォーム工事部門を立上げ、最初は営繕工事がメインであった。次第に大きな工事となり金額がアップするに従い資格が必要になってきた。請負い工事では500万円までが、無資格で受注できるが、それ以上では有資格者が必要となるからだ。41歳を過ぎて日建学院に通い何とか合格したことが、今につながっている。
ところでデイサービスを開所する際に、施設に必要な有資格者を調べることから始めた。これまで建築業界しか知らない全くのど素人が知る由もないが、私も生活相談員になれるかもしれない可能性が見えてきた。至急大学から成績証明書を取り寄せてみると、なんと社会福祉主事任用資格があることが分かった。私が履修した科目が該当しているとのことでビックリ!
つまり私も生活相談員として働くことができるというのだ!建築の世界から知らない福祉の世界へと一挙に視野が広まった感じがする。しかしながらどの業界も資格があるだけで仕事にありつける甘い社会ではない。そのことはこれまでの経験から十二分に分かっているが、資格の無い人からみれば羨ましいに違いない。だったらこの資格を活かすことができないのかを考えてみた。
なにもデイサービス内で一緒に働かなくても良いと思えてきた。生活相談員さんの仕事を見ていると、ケアマネージャーさんと利用者さんのご要望にいかにして応えるかが問われているようだ。私の人生経験をこの通信でお知らせし、これを読んだ利用者さんと会話する。その人の人生について光を当てるきっかけとなり得ると考えた。私も無駄に還暦まで生きてきた訳ではない。
そうだ!私は生活相談員ではなく、これからは人生相談員と名乗ろう!
代表取締役 石川シュウジ
生涯幸福プランナーの絆すてーしょん
- 投稿日:2021年 9月23日
- テーマ:理念
コンパスウォーク北上鬼柳の運営母体は、住宅リフォーム工事を請け負う株式会社絆すてーしょんです。
今年で創業56年になりますがが、創業50年を機に社名を変更しました。
地元北上で沢山の人が往来する駅のような、プラットホームになりたいというお願いを込めてつけました。
だから特定の業種に限った仕事だけではなく、時代の要請により変化していくことも意識した社名なのです。
現在の生業として「住宅リフォーム事業」と「介護事業」の二つの柱があります。
そうはいっても「絆すてーしょん」という社名だけでは、
初めて聞いた人は何をしている会社か分かりませんよね。
そこで会社を一言で表すとどうなるのかを考えてみました。
例えば「お口の恋人、ロッテ」のようなシンプルなものがいいですね!
私たちの仕事は、「住宅リフォーム事業」を通じ暖かい住まいを提供すること、
「介護事業」では歩行に特化した訓練により自分らしく生きることの支援となります。
どちらもお客様の健康寿命を延ばし生涯の幸福に貢献するものになります。
つまり私たちは、お客様と生涯を通じて幸福を支援するプランナーとして、
様々なご提案することが重要となります。
最初の切り口は住宅リフォームであっても、デイサービスであっても
生涯お付き合いできる深い絆を構築したいと考えております。
さて会社の看板を作り直さなければなりませんね。
「生涯幸福プランナーの絆すてーしょん」。
これが私たちの目指すものになりますが、もう少しシンプルになるよう考えてみますね。
代表取締役 石川シュウジ
難ある人生は、有り難い人生
- 投稿日:2021年 9月22日
- テーマ:
齢60歳となれば、人生は穏やかに過ぎていくものとこれまではなんとなく思っていました。
ところが昨年からの新型コロナ感染症ですっかり世の中が変わったこと、
個人的にはデイサービスを新たにスタートさせたことでこれまでの生活が一変しました。
若いころに思い描いた、早期リタイアをして悠々自適の生活とは大きくかけ離れております。
毎日生活をしていると、次から次へと様々な難題が起こってきます。
大きなものもあれば、小さなものもありますね!
そのつど自分で判断を下すのが人生なのだと思っています。
平穏な人生という意味で「無難な人生」を良しとする気持ちは誰にでもあると思います。
]しかしながら(9月18日の通信に、
「節目の数だけ強くなれる」と書いた)私の人生を振り返ると、
その節目は楽しいこともありましたが「難」の節目が大きな転換でありました。
つまりその「難」のおかげで、気づきがあり自分を変えるきっかけとなった訳ですね。
難なき人生を無難といいます。難のある人生は有り難いといえる訳ですね。
「難が無ければ無難な人生
難が有れば苦難の人生
難有ればこそ有り難し」
利用者様に「無難な人生でしたか?」と尋ねてみてください。
きっと山あり谷ありの人生だったとお話すると思います。
「ありがとう」を口にする方は、多くの苦難、困難、災難を乗り越えてきた
敬うべき人生の先輩なのです。
代表取締役 石川シュウジ