宝積(ほうじゃく)
- 投稿日:2021年 11月 3日
- テーマ:理念

今朝の岩手日報は明日11月4日が、平民宰相原敬の100回忌であることから
紙面を大きく割いて報道していましたね。
この原敬の座右の銘は「宝積(ほうじゃく)」。
「宝積」とはお経の「宝積経(ほうしゃくきょう)」を指し、
この経の本義に「人を守りて己を守らず」とあります。
これは転じて「人に尽くして見返りを求めない」という意味で、
原が同経を実践しようとしたもので、生き方が単的に表された言葉といわれています。
実は自由民主党本部の幹事長室には、
原敬の直筆でこの「宝積」が掲げられております。
菅政権では二階 俊博氏が務め、岸田政権では甘利明氏が務めたと思ったら、
いつの間にか茂木敏充氏に変わっています。
毎日幹事長室でこの額を見ながら、何を考えているのか疑問です。
きっと自分にとって都合の良い宝を、毎日せっせと積み重ねているようにしか見えません。
政治家は"清廉潔白"でなければならないとは言いませんが、
せめて原敬の姿勢に学んで欲しいものですね。
代表取締役 石川シュウジ
理念の山登り
- 投稿日:2021年 11月 2日
- テーマ:理念

昨晩のスタッフミーティングは遅い時間までありがとうございました。
社長として覚悟が足りなかったことを深く反省したものです。
それぞれの会社の存在意義を山に例えると、
リーダーと隊員がチームを編成し山を登ることになります。
それぞれの山には難易度があります。
例えば近くの山にハイキング行くには軽装備となりますが,
南アルプスを縦走するにはそれ相当の装備が必要になります。
装備だけではなく、事前の準備や体力の維持や向上が求められてきます。
リーダーには天候を読み解くスキルと、スケジュール管理や隊員の体調を気遣う能力も求められます。
昨晩の会議では冒頭に、私たちが登る「敬護」という山の難易度のお話をしました。
デイサービスとしては誰もが憧れる一見美しい山に見えます。
しかし登るには日本一厳しい道のりであることをリーダーの私が隊員に説明してこなかったことが問題です。
知っているのと知らないでいるのでは、最初の覚悟が違ってきます。
当然日々の訓練のやり方や負荷のかけ方も違ってくる訳です。
更には隊員同志の信頼関係がなくては、様々な条件に
対応することは難しくなってきます。
これから毎日朝礼という道具を使って隊員の
スキルアップと人間性の向上を目指していきます。
かなり厳しい訓練になりますが、是非ついてきて
くださいね!
代表取締役 石川シュウジ
自己肯定感の低さが反映した投票率
- 投稿日:2021年 11月 1日
- テーマ:理念

昨日の衆院選小選挙区の投票率は55.93%となり、
戦後3番目に低い投票率となったようですね!
ようやく半分を越えた投票率にビックリしますね。
「自分一人が投票しても、何も変わらない。」という声も聞きます。
日本の将来によほど関心がないのか、既に諦めているのかだと思います。
しかし、よく考えてください。投票にいかない人は完全に依存していることになり、
自己肯定感が低いことになるのです。
依存度が高いとは、自分で主体的に物事を決め実行しない状態です。
自分の意見があってもそれを否定している状態と等しいため、
自己肯定感が低いと同じことなのです。
依存し続けていると、失敗や成功を全て人のせいにする癖がつき、
自分で判断すべき人生の大きな分かれ道で決断ができなくなってしまいます。
「その時は私だって決断するよ!」
「個人の場合は決断するよ!」と言いますが、
そう簡単にはいかないものです。
意思決定できない人は、成功も失敗もありません。
何もしないから当たり前ですよね。
意思決定する人は、失敗や成功どちらかの体験が残ります。
失敗しても、自分ごとと捉えますので体験を活かし再挑戦していきます。
意思決定は訓練して身につくものなのです。
人生で一番やってはいけないことは、
何もしないことなのです!
代表取締役 石川シュウジ
*今回は無理やり感が強い文章となりました(反省)