差し色

  • 投稿日:2021年 12月 7日
  • テーマ:

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最近なぜかしら目に止まるドラマがある。
NHK総合テレビで放送中のよるドラ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」。
帰宅してTVをつけると不思議にも丁度よく放映されている。
最初は余り興味もなかったが、姉・渡辺江里子役を演じる女優木村多江の違った面が見えて面白くなってきた。

 木村多江さんといえば私の中では、憂いのある薄幸な役柄が似合う女優というイメージがあるが、
今回は阿佐ヶ谷姉妹にしか見えてこないほどのはまり役だといえます。

 さて前回このドラマの会話で「差し色」なる言葉がでてきました。
「差し色」という名前から想像される方も多いと思いますが簡単に言えば、"色を添える"という事です。
主軸として使っている色に対してもう一色、付け加えるコーディネイトといった意味でしょうか。

休日に地元のショッピングセンターに行くと、洋品売り場は似たようなトーンのコーデが多く、
東北の冬の空のような重苦しい雰囲気が漂っています。私はどうも苦手です。

先日の日曜日、友人のモコさんとの食事を終えての帰り際、
妻が私のジーンズの裾を指さし「モコさんから頂いた赤いソックスはいてきました!」とアピールします。
何もわざわざ指摘しなくても良いのにと思いながらも、照れ笑いする私。

 職場や組織においても、同類ばかりが集まっては重苦しくなる

のではないでしょうか? 人と違った意見があってこそ、全体が

引き立つものです。キラリと人目を引く「差し色」となる魅力を

磨きたいものですね!

 *還暦なので赤いソックスをモコさんから頂きました。

 代表取締役 石川シュウジ



不信なお届けもの

  • 投稿日:2021年 12月 6日
  • テーマ:理念

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土曜日帰宅すると宅配便の不在連絡票がポストに入っていた。
連絡票には依頼主の名前が記載してあるが、知らない名前。
広島県の人からだ。約30分位経過すると玄関のチャイムが鳴り、
宅配業が荷物を持って立っていた。
我が家の近くを通ると明かりがついていたので再度訪問したとのこと。

段ボール箱に入った荷物を受け取るとずっしりと重く、何かしらと思いながら開けてみる。

缶酎ハイがぎっしり入っており一瞬喜んでみるが、送り主からの手紙もない・・・
改めて依頼主の住所や名前、電話番号を確認してみるが、一向に思い当たらない。
そこで妻に尋ねてみるが同様に知らない人だということが判明。
どうも薄気味悪く飲む気にもなれない。

 夜も遅いために翌日の日曜日に依頼主へ電話してみるが、いくら鳴らしても相手は出ない。

「もしかして私がネット通販でポチッと押したのかもしれない・・・」
「先に物が届き後から請求書がくるかもしれない・・・」
とにかく明日の月曜日にもう一度電話してみることにした。

 本日午前9時を過ぎたところで、ダイヤルを回してみる。
「岩手県の石川と申しますが・・・」と名乗ると、
「ああ!」と私を知っている様子の返事が返ってきた。
もしかして過去に名刺交換したことがあるのかもしれないと、急速に頭を巡らせてみるが思い出せない。

 「私はご子息のヒロアキさんと同期のものです。
今広島支店にいて、取引先で美味いチュウハイを作っていることを話したら
実家に送って欲しいと頼まれまして・・・」 

一挙に力が抜けたが、今回の御礼と息子を宜しく頼むことを伝え電話を切った。

その後すかさず息子から珍しくLINEで連絡がきた。

「依頼したことも忘れていた。」と。

自分を振り返って、息子とはこんなものだと思う。         

代表取締役 石川シュウジ

勝ちにいく酒

  • 投稿日:2021年 12月 5日
  • テーマ:理念

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日曜日のお昼は、地元「焼肉DINING まるぎゅう」さんで
友人のモコさんの誕生日をお祝いした。
お祝いにはもちろんお酒が付きものであり、
焼肉にはビールということでキリン一番絞り遠野産ホップで乾杯!
私とモコさんは、「やはり昼間から飲む酒は格別にうまい!」と笑顔!

『孤独のグルメ』原作者・久住昌之さんは、
まだ日が高いうちから飲む酒は「からだが夜よりも元気」だから
「身も心も、酒を飲んでやろうという、いわば勝ちにいくような酒だ」と述べている。
(いずれ呑兵衛はなにかと理由をつけては飲みたいだけ!)

 実はモコさんと個人的にお酒を飲むのは初めてなのだが、
話題には全く事欠くことはない。
春からスタートした地元FMの番組「石川シュウジの絆すてーしょん」の反省と今後について、
地元FM局のあり方、東日本大震災当時のFMの様子、美味いものについて、家族の様子、
私と妻の馴れ初め、北上市の人材の豊富さ、先輩から受けた恩について・・・

 会話の中から彼女の信念が垣間見えてくる。
将来の不安を考えるよりも、目の前の人やコトに集中すること。
FM番組では、常に終わりの時間を意識してそれを守ること。

FMいわての「モコの夜はこれから」は15年の

長寿番組となっている。長く続けるにはそれ相当の

努力があるが、それを周囲に感じさせない彼女の

人柄にお酒を酌み交わすごとに魅了させられる。

今日は、身も心も勝ちにいく良いお酒となった!

         

代表取締役 石川シュウジ

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