人は取り扱われた通りに演じる

  • 投稿日:2022年 10月13日
  • テーマ:介護

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 弊社では様々な求人を募集する場合、ハローワークだけではなく
地元北上市にある人材紹介会社も利用します。
理由はその会社の社長の信頼がついてくるからです。
その紹介会社の社長が11日の夕方コンパスウォーク北上鬼柳を訪問してくださいました。

本棚にある雑誌「致知」を見て、「凄い本がありますね!誰が読むんですか?」
と聞いてきます。
私は、「もちろん利用者様です。特に男性には人気ですが、
女性も好きで読んでいる方もいます。」と答えます。
すると「意識の高い利用者様が多いですね。」と返ってきます。

彼は多くの福祉施設を顧客に抱えているので、
介護業界に精通するプロフェッショナルな男。
しかし私は彼の言葉に違和感を覚えます。

子どもは、子ども扱いすると子どもを演じます。
大人扱いすると大人を演じます。
これは誰もが経験していることだと思います。
お年寄りや先輩方に、配慮はしなければなりませんが、
誰も年寄り扱いはされたくありません。
私も還暦を過ぎ、初老の仲間入りはしていますが

私たちが掲げる理念「敬護」は、人生の先輩を敬って護ることですが、
人は誰もが紳士淑女として扱われることが大切だと考えています。

年を重ねると体力的には衰えていきますが、

知らないこと、見たことのないこと、食べたことのないこと、

未知への憧れは人間の本能なのです。

誰だって瑞々しい心、そして知的好奇心はいつだって

持ち合わせているのです。

コンパスウォーク北上鬼柳には、紳士淑女しかいないのです。

  石川シュウジ



民間介護保険

  • 投稿日:2022年 10月12日
  • テーマ:介護

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自宅に地方銀行さんから親展の郵便物が届く。
ほとんどが保険の勧誘であるので、
いつもは開封せずにゴミ箱行きとなるが、
今回珍しく開けてみる。

 「ご存知でしたか?」で始まる案内は、
「2025年問題」を取り上げます。
2025年は団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)に達し、
介護や医療費が急増する年になります。

 2020年3月時点で、介護を必要とする人は669万人。
その半数以上の方が同居する家族に介護されています。
要介護3相当で32.5%、要介護4相当になると45.8%もの介護者が
「ほとんど終日介護をしている」と答えています。
みな疲れているのです。

 特別養護老人ホームの入所条件は
要介護3以上に引き上げられていますので、
今後益々、在宅介護を余儀なくされることになりかねません。
もちろんお金があっての入所です。

 そのお金の心配を今から準備しませんか?
というのが今回の案内。
要介護2に該当すると一時金500万円を支払うという
民間介護保険の勧誘です。
(気になってネットで調べてみると、
似たような保険が多く販売されていることが分かりました。
それだけニーズがあるのです。)

 コンパスウォークでは、「お金があったら利用回数を増やしたい!」
という利用者様の切実な声も聞こえてきます。
親は子どもや家族に負担を掛けたくないと考えるものです。

 今後、親世代が自分で介護保険の掛け金を支払うケースだけでなく、
子が親の介護を心配して掛け金を支払うなどのケースも増えてくると
考えられます。
私は知り合いの保険代理店に、即資料請求しました。

 保険会社は時代のニーズに敏感です。

民間の介護保険からも大介護時代の到来を感じずにはいられませんね。

      石川シュウジ



「事故ゼロ」への挑戦!


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ホテル王セザール・リッツの哲学を受け継ぐ
リッツ・カールトン日本第一号として開業した、ザ・リッツカールトン大阪。
ここでは、クリンネスを"妥協のない清潔さ"と呼んでいる。

なぜそこまでの徹底度が必要なのだろうか? 

想像して欲しい。ピカピカに磨き込まれた大理石のバスルーム。
ふと落とした視線の先に髪の毛が一本。これで全て台無しになる。

 私はかつてマンションの改修工事の引き渡しの際に、
トイレに一本の髪の毛が落ちていたことでお叱りを受けたことがあります。
どんなに良い仕事をしようが、たった一本の髪の毛で、
全ての過程さえも台無しになる経験をしています。

 ところで私たちのデイサービスの浴室やトイレはどうでしょうか?
介護職員が汗をかきながら頑張っていることは重々承知しています。
しかしながら人間は努力している姿よりも、一本の髪の毛に瞬時に反応し、
生理的な嫌悪感を覚えることを忘れてはならないのです。

 どんなに楽しく会話していても、
一瞬で全てが台無しになるのがクリンネスの世界なのです。

逆にクリンネスを見れば、事故発生の予測や予防も見えてくるものなのです。

現在、北上鬼柳ではチェックリストを作成しています。

これを使い点数化することで、業務の改善を皆で

考え進めて参ります。

 事故ゼロ追求するのは、社長の執念だけではなく

科学的な根拠も大切なのです。 

      石川シュウジ



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