扁鵲の話 


図1 「未病」は「健康」と「病気」の間の変化の過程.jpg

中国の魏の文王が、「脈診」で有名な名医だった扁鵲(へんじゃく)を呼び、「兄二人が医師をしているが、なぜ三男のお前が有名なのか?」と尋ねた。扁鵲は次のように答えました。

「長兄はもっとも優秀な医師で、病気になる前に直してしまうため有名にならない。 

次兄は軽い病気を治すので、そこそこ有名になる。

私は重症になってしまってから治すので有名になっただけのことです。」

 近年「健康寿命」とともに、聞かれるようになった言葉に「未病ケア」があります。「未病」という言葉はまだ馴染みがないかもしれませんが、「予防」という言葉と比較すると、その意味が理解できます。

「予防」は特定の疾患を対象として、その疾患を避けるようにするもの。

「未病ケア」は、部分的な疾患ではなく、体全体の状態を最適化するもの。

私たちは健康な状態から病気の状態になるまでには、日々の違和感の見逃しがあります。

未病とはつまり「慢性的なだるさ」だったり、「やる気が出ない」「理由はわからないが体調が良くない」といった、どこかが致命的に悪いという診断はでていないけれど何だか変だなという状態のこことを言います。

コンパスウォークは、病院ではありませんので、治療をすることはできません。しかし通われている利用者様の日々の様子から違和感を見逃さないよう心掛けています。日々の会話や運動の様子を通じての未病ケアこそが健康寿命を延ばすコツだと思います。

    石川シュウジ



スリランカカレーと健康


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昨日の通信にスリランカの中部にあるリディマリヤッダの支援小学校が日本の支援で完成したことを載せている。完成写真を見ていたらスリランカにまた行きたいという思いが強くなってきた。

 そこでスリランカを懐かしみ、カレーを作ってみた。本場のスリランカカレーだが、日本国籍も取得している現地ガイドで友人のチャンドラさんから教わったレシピを使っている。私たち日本人は辛さに強くないために日本人用にアレンジしてくれたものだ。

 材料は鶏肉と玉ねぎ、各種香辛料とココナッツミルクと日本で手に入る物ばかり。最後に塩で味を整えるが、シンプルで美味しい。このカレーには小麦粉を一切使用しないために、今話題のグルテンフリーの食事となるので、健康に気を使う方には評判がよい。

 スリランカと言えばアーユルヴェーダが有名。病気になってから治療する西洋医学とは考え方が異なっており、病気になりにくい心身をつくるための予防医学として着目されている。

そういえば2019年にスリランカに行った際にアーユルヴェーダの医者に脈をはかって貰ったことがある。あなたは血圧が高いので少し気分を落ち着かせる

ハーブを処方された。このハーブを飲むのではなく、蒸し風呂の床に敷きその湯気を肺と皮膚から取り入れるもの。アーユルヴェーダでは脈診で身体の調子が分かるようです。

それに比べ現代日本の医療では、検査・検査そして検査と数値を出さないと医者でさえも原因が分からない様子。医者は患者を見ることなく、脈診することなくパソコンの画面をみるばかり。

せめて患者に触れて、まずは安心させることが大事だとは思わないのでしょうか?

     石川シュウジ



女性が男性の2倍


女性が男性に較べて、各世代を問わず"2倍"のものがあります。次の3つからお選びください。

  A.食べる量    B.しゃべる量    C.笑顔の量

 私はBに手を挙げましたが、間違っていました。女性がしゃべる量は男性の10倍を軽く超えているようです(笑)!さて答えは、Cの笑顔の量になります。

笑顔1.png

 女性が「笑顔」になる1日の平均時間は男性の2倍以上になるというアンケート結果が出ております。女性がどの年代でも高水準なのに対し、男性は年代が高いほど減ることも分かった。男性の笑顔の平均時間は1日当たり1時間16分だったのに対し、女性は2時間41分だったと、住友生命が発表しているのです。

笑顔2.png

男女の年代別では、20代以下の女性が最も長く、最も短かったのは40代と、50代以上の男性です。男性は20代以下をピークに年齢を経るほど笑顔が減る傾向にありあす。一方、女性は30代と40代で若干減るものの、常に男性のほぼ2倍。50代以上は3倍近くに"格差"が広がっています。これは60歳の私にとってショッキングなデータになります。

今日から私は、これまでの3倍以上の笑顔で暮らします!

 石川シュウジ



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