インサイドアウト


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自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、派閥からキックバックを受けていた議員が、皆われ関知せずの態度をとっていることに国民はあきれ果てています

それではなぜ国民は政治家を信用しなくなったのでしょうか?政治を目指す人は、世の為、人の為に立ち上がったと、天下国家を論じます。ところがこれだけ国会で議論しても、良い方向に進まないのはなぜでしょうか?

私たちは多くの場合、何か問題が起きたとき、アウトサイド、外側からのアプローチで解決しようとします。たとえば、上司から理不尽な指示を受けることがあったとしても、その原因を上司に求め、上司だけの問題にしてしまいがちです。しかし、その考え方では、一方的に上司を責めるばかりで、自分は何もしないことになります。

あなたにできることはありませんか? あなた自らが働きかけることはありませんか?

ビジネス(社会)において裁量権や相応のポジションが欲しければ、自分がそういうビジネス・パーソンになればいいのです。このように、"相手を変えようとする"(=アウトサイド・イン)のではなく、"あなたから変わろうとする"のがインサイド・アウトの考え方です。

政治家は、天下国家を変えようとしますが、自分が影響を与えることができるのは自分の周りであり、その影響の輪を広げることが重要なのです。

そう言えば、未曾有の3.11震災が発生した時、放射能が怖いとかで地元に帰ってこない先生がいました。

その人の口ぐせは
「私は、天下国家のことしか頭にない。」

その後、妻から三行半を突き付けられたという事実が、その人の影響力を雄弁に語っていると思います。

     石川シュウジ



デイサービスに行きたがらない理由


「親がデイサービスに行きたがらない」そんな相談を受けることがあります。亡くなった私の母もどちらかといえば行きたがらないタイプでした。

実は、デイサービスに行きたがらない方は珍しくなく、多くのご家族が悩んでいる問題なのです。本人が楽しく通うと、家族の負担が減って心身ともに楽になり、みんなが幸せになれるのに残念で仕方がありません。

 ネットで調べてみると行きたがらない理由は、大きく2つに分類されるようです。

【タイプ1】「年寄り扱いするな!」とプライドが高いタイプ

【タイプ2】「外出したくない」と引きこもっているタイプ

 私の母が行かない理由は、タイプ1の「年寄り扱いされたくない」というものでした。私の推測ですが、実はタイプ1の理由がほとんどではないかと思います。これは決してプライドが高い人という訳ではないと考えています。

 「『敬老の日』が自分たち向けの日だと思いますか」という質問に、「そう思う/ややそう思う」と答えた割合は、60歳以上のシニア層全体の1割に満たなかったという調査がある。

更に介護認定審査では、日頃できないことを、「誰の世話にもなっていないです。全部自分でできます。」と堂々とやってみせて、結局介護度がさがることもあるのです。

これらは全て「年寄り扱いされたくない」という気持ちの表れでもあります。

敬って護る「敬護」を理念とするコンパスウォークで、一番やってはいけないことはその人の誇りを傷つけることです。利用者様に対して配慮は必要ですが、お年寄り扱いすることはならぬことなのです。

デイサービスを始めて体験された方からお断りされる理由の一つは、利用者様が年寄り扱いされている様子を見て、自分もそう扱われるかもしれないと思ったことかもしれません。

私たちの態度は常に見られているのです。

       石川シュウジ



3つの問いを立てる


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お正月、暇なので本棚を眺めているとある本に目が留まります。飯田史彦著「ツインソウル―死にゆく私が体験した奇跡」。2006年初版ですから、かなり前の本になります。

飯田史彦さんが、臨死体験をして、あの世の光から問われたのは次の3つでした。

「充分に、学んできたか?」

「充分に、愛してきたか?」

「充分に、使命を果たしてきたか?」

「価値があるのは、ただ学ぶ努力、愛する努力、使命を果たす努力。

 この三つの努力だけだ。それ以外は、人として生きる、本来の目的ではない。」

「人間社会での成功には、価値はない」

学び、愛し、使命を果たそうと努力したならば、その結果として社会的に成功したかどうかにかかわらず、それは望ましい人生であるようです。しかし、たとえ人間社会で成功しても、学び、愛し、使命を果たそうと努力したのでなければ、それは望ましくない人生のようです。

私たちはあえて色々な制約のある状態(性別・国・親・時間など)でこの世に生まれてきます。この制約の中でいかにして3つの問いに答える努力をするのかが試されているようです。

この3つの問いは自分に向けられたものですので、一切他人と比較することがないのです。

今年一年間、この「3つの問い」を心に留めて生きたいものですね!

石川シュウジ



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