3つの問いを立てる
お正月、暇なので本棚を眺めているとある本に目が留まります。飯田史彦著「ツインソウル―死にゆく私が体験した奇跡」。2006年初版ですから、かなり前の本になります。
飯田史彦さんが、臨死体験をして、あの世の光から問われたのは次の3つでした。
「充分に、学んできたか?」
「充分に、愛してきたか?」
「充分に、使命を果たしてきたか?」
「価値があるのは、ただ学ぶ努力、愛する努力、使命を果たす努力。
この三つの努力だけだ。それ以外は、人として生きる、本来の目的ではない。」
「人間社会での成功には、価値はない」
学び、愛し、使命を果たそうと努力したならば、その結果として社会的に成功したかどうかにかかわらず、それは望ましい人生であるようです。しかし、たとえ人間社会で成功しても、学び、愛し、使命を果たそうと努力したのでなければ、それは望ましくない人生のようです。
私たちはあえて色々な制約のある状態(性別・国・親・時間など)でこの世に生まれてきます。この制約の中でいかにして3つの問いに答える努力をするのかが試されているようです。
この3つの問いは自分に向けられたものですので、一切他人と比較することがないのです。
今年一年間、この「3つの問い」を心に留めて生きたいものですね!
石川シュウジ
仕事できることに感謝
令和6年1月4日、コンパスウォーク北上鬼柳は今日から仕事始めです。今朝、ご利用者様の前で新年のご挨拶をしました。
雪の無い穏やかな元旦を迎えたと思いきや、夕刻には石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。翌日2日には、羽田空港で日本航空機が海保の機体と衝突し炎上。年の初めから自然災害や事故の悲しいニュースが飛び交っています。犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災地へ今何ができるのかを模索し実行に移したいと思います。
お正月のおめでたさもないスタートとなりましたが、本当にそうでしょうか?めでたいとは、祝う事や良い事があるからめでたいのでしょうか?そうでは無いようです。
電気や水道が使えること。暖かい家や食事があること。仕事する職場があること。これは当たり前のことなのでしょうか?「当たり前」の反対は「有難い」。そこに有ることが難しい、つまり「ありがとう」の語源になります。私たちの日常には「当たり前」なことなど、何ひとつとしてないのです。今こうして生きていること自体が、おめでたいことなのです。
本日、お元気にコンパスに通われた利用者様のお顔を拝見し、心から有難いことだと思いました。世の中には、残念ながら今日を迎えることが出来なかった人も多くいるのです。
今回の震災や事故は、対岸の火事ではなく、次の瞬間に自分の身に起こり得ることだと自覚し、今を精一杯生きることが大切だと教えてくれます。
コンパスウォーク北上鬼柳のスタッフ一同、日々自分の心と技を磨き続けることがご利用者様のみならず、世の為に役立つことを心に刻み精進して参ります。
今年もおめでたい一年であることが既に決まっているのです。
本年も宜しくお願いいたします。 石川シュウジ
サムシンググレート
「サムシンググレート~ 偉大なる何者か ~」
これを名付けたのは、遺伝子工学の第一人者である筑波大学名誉教授・故村上和雄氏です。
村上和雄氏は遺伝子を研究する中で、次のことに気が付きました。
「人間という存在は遺伝子レベルで見れば、学校の成績が良かろうが悪かろうが、身体が強かろうが弱かろうが、99.5%以上は誰でも同じです。能力に差があるとすれば、遺伝子を眠らせているか、目覚めさせているかの違いだけです。その違いは、心のありようや環境などによって生じます。人との出会いや環境の変化などによって、眠れる遺伝子のスイッチがオンになるとき、人は生きながらにして生まれ変わることができるのです。」
村上先生は、遺伝子のスイッチをONにするにことが出来ると言います。
そのやり方は、私達の生命を設計したサムシング・グレートが喜ぶような生き方をすることになります。
それはサムシング・グレートが創造した自然にヒントがあり、自然の秩序や法則を研究すれば、
サムシング・グレートの意図が見えてくるのです。
具体的には、
① 志を高く持って生きる
② 感謝して生きる
③ プラスに考える
この三つの生き方をすればいいのです。
さて今日もスイッチONの生き方をしましょう!
石川シュウジ