小さな舵を全力で切る


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「自分ひとりが何かやっても、組織も社会もそう変わるものではない。」
課題が大きくなればなるほどそう考えてしまいますが、本当にそうでしょうか?

タンカーのような大きな船の進路を変えるには、大きな舵が必要です。
舵は大きいものだと、10階建てのビルと同じ程あり、
この舵を動かすには大きな動力が必要となります。
そこで活躍するのがトリムタブ(小さな舵)です。
トリムタブを進みたい方向に向けることで、水の抵抗力ができ、
その変化した水流を利用して大きな舵を動かす仕組みです。

 自分でコントロールできる「小さな行動」に全力を尽くしていけば、
小さな変化の流れが生まれます。そこから次第に大きなうねりとなり方向転換し、
最終的な目的地にたどり着くことができるのです。
始めから大きなうねりを起そうと思いうと、「どうせ無理」と諦めてしまうものです。

 

 カー用品店のイエローハットの創業者・鍵山秀三郎さんは、
会社をよくしたい、業界をよくしたいという思いから1人でトイレ掃除を始めました。
10年以上経って、ようやく社員さんがついてきたといいます。
最初は社員さんが掃除をしている鍵山さんを跨いで通っていた程の有り様でした。
それが今は業界2位の売上規模の会社、
鍵山さんは「掃除の神様」と呼ばれております。

 さてあなたは、方向を変えるためのトリムタブ(小さな舵)を全力で切っていますか?

      石川シュウジ

     



絆(きずな)


ダークダックス 

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糸へんに半分と書いて 絆と読みます

お互いに 半分ずつの糸を

結びあうからです

糸の太さは人それぞれ

顔の違いと同じです

固いか 緩いか 程々か

その結び目が 大事です

君がいたから 青春だった

君がいるから あたたかい

人は誰でも そんな友達

探し求めて 旅をする

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にんべんに半分と書いて 伴うと読みます

人はみな 半人前が二人

道づれだからです

一人でできる ことと言えば

互いに たかが知れてます

一人の旅より 二人旅

触れ合う肩が 語り合う

君がいたから 青春だった

君がいるから あたたかい

人は誰でも そんな友達

探し求めて 旅をする



私たちは半人前だから絆を深め一緒に伴い生きていくものです。

   石川シュウジ






人材の三層構造

  • 投稿日:2023年 5月13日
  • テーマ:理念

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今から20年程前に、北上市の視察団として上海と
その近郊の工業団地を訪問したことがある。

北上市にゆかりのある会社を訪問した際に、
10代と思われる工員が旋盤加工機を使って作業していた。
現地法人の工場長は日本人で、雇われている社員はみな中国人。
それも田舎から出てきた、中卒や高卒の若い人材が、
元気に生き生きと働いていた。活気がある!

 視察団の一人が工場長に質問した。
「言葉の壁があり、技術を教えるには大変ではありませんか?」

工場長:「いいえ全く問題はありません。彼らは、じっと先輩のする仕事を見て覚えます。」

視察団:「手取り、足取り教えなくても大丈夫ですか?」

工場長:「二日でも三日でもじっと見て覚えます。彼らは仕事があること、自分のベッドがあること、

三食ご飯が食べられること、その上給料が貰えることで幸せですから文句は一切言いません!」

 これを聞いた私はショックを受けたものです。
私の3人の子どもなら30分すると飽きて不平不満を言うことが見えたからです。
その後数社を見学しても、皆生き生きと働いています。
聞くと田舎で待っている家族に給与のほぼ全額を仕送りし、
自分の物は一切買わないとのことでした。

 視察に行くまで、私たち日本人の勤勉な資質やスキルを
中国人が超えるには時間が掛かると考えていました。
しかし実際に行ってみると、仕事に対する姿勢が全く違います。
心構えが前向きで仕事をしています。

 

 20年経った今では、中国人どころかベトナム人・タイ人・ミャンマーにさえも

私たち日本人は、スキル、資質でさえも抜かれているようです。

仕事や人生に対する全てのベースになるのは、

姿勢や心構えであることを忘れてはなりませんね。

    石川シュウジ



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