今月のおせっかい大賞

  • 投稿日:2023年 6月30日
  • テーマ:理念

今月(6月)から、会社内の「月間おせっかい大賞」を表彰いたします。
会社の理念「世界を変えるおせっかい」や「敬護」を実践した人が対象で、
社長の私が勝手に選びました。二人います。

一人目は、菅野裕一さん。リフォーム部門で現場管理をしています。
先日ある方の誕生日でした。これまで終礼で全スタッフのコメントを色紙に書いてお渡し、
ケーキを食べることが恒例となっておりました。
しかし、スタッフの人数が増えたこと、パートタイムのスタッフも多く就業時間がバラバラで
一緒に祝うことが難しいことを理由で止めることになりました。
介護事業部で話し合い決めたとのことでしたので、そのまま従うことにします。
私は、この決定を寂しいと思っていました。

しかし寂しいと感じていたのは私だけではなかったのです。
菅野さんは、氷菓のアイスを沢山買って終礼に参加します。
私からのお花のプレゼントの後に、「お誕生日おめでとうございます。皆で食べてください。」
とアイスを配ります。その場がパッと明るくなり、美味しいものを食べながら「おめでとう!」
「ありがとう!」の言葉が飛び交います。まさに世界を一瞬に変えた、おせっかいなのです。

二人目は、平澤真嵩さんになります。介護事業部で理学療法士として活躍しています。
彼は、コンパスウォーク北上鬼柳のオープニングスタッフですので、
丁度2年間コツコツと真っ白なキャンパスに私と管理者と一緒に理想を描き続けてきてくれました。
ありがとうございます。

彼は、この2年間スタッフの誕生日を祝うために、毎回北上市内のケーキ店巡り
人数分のケーキを準備してくれました。生もののケーキは前日に購入することもできないため、
当日のお昼休みを使って買い求めます。
自分の休憩時間を削って、皆さんの笑顔のために一人で続けてきました。
毎回、今日のケーキ屋さんがどこのお店なのか、又は季節限定品があると、
お話も盛り上がったものです。

またお酒好きの私の誕生日には、平澤チョイスのお酒をプレゼントしてくれるのが嬉しいものでした。
私が選ばないお酒を飲むのも、これまた楽しいものです。ありがとうございます。

菅野裕一さん、平澤真嵩さん、今月のおせっかい大賞おめでとうございます。

さて物事を止める時、やらない理由を挙げることは簡単です。
特にコロナ禍のなか、様々な行事や慣例が廃止されました。
意味もなく慣例で続けてきたことを、止めたことは賛成です。
ITが進み対面でなくともできることが分かり、
新しいやり方に切り替わったことが大きな収穫でした。

しかし延期か中止かを議論する中で、さも正論の様に交わされた主張があります。
「リスクがある」、「誰がリスクを負うのか?」、「そんなことは無駄だ」、「エビデンスがない」・・・

一見、正論に見えるのですが、見え隠れするのは、「できればやりたくない」という、
人のエゴだったと私は受け止めています。

私たちの理念「世界を変えるおせっかい」や「敬護」の源流には、
「人を喜ばせることを我が喜びとする」という思いがあります。
どうやったら「目の前の人を、喜ばせることができるのか」を考える。
仕事も人生も、同じ問いが私たちに課せられていると考えます。
しかしこの問いの答えが決まっている訳ではなさそうです。
時には相手の為にやったことで、お叱りを受けることもあります。
相手が喜んでくれれば、それが答えだと思います。

菅野さんも平澤さんも、人の喜ぶ顔が見たいがために、自分の時間を使い、
ひとりで考え、ひとり実践してくれました。
誕生日の人だけではなく、その場にいる人すべてがハッピーになる方法を選択するのですが、
これには一切の見返りを求めていないことが、何よりも素晴らしいことなのです。

  石川シュウジ

「おせっかい三ケ条」

 一.温かい関のアンテナを張る

 一.小さな声や小さな一歩

   ひと手間を大切にする

 一.そして報いは求めない



人生の豊かさは喜怒哀楽の総量


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「人生はプラス・マイナス・ゼロ」という言葉を、一度は聞いたことがあると思います。
これは、人生は良い時もあれば、悪い時もあり、しかし最後は必ず帳尻が合うようになっている
という意味で使われます。

ライフネット生命保険創業者の出口治明氏は「人生の豊かさは喜怒哀楽の総量で決まる」と言います。

「私は40歳を過ぎたくらいから、人生の豊かさは喜怒哀楽の総量だと思うようになりました。
恋人と別れた直後はつらくても、時が経つと、あれも良い経験だったな、と思えるときがきますよね。
それと同じことなんです。」出口治明氏

 悲しい体験をマイナス100とします。嬉しい体験をプラス100とします。
おのおのを足し算するとプラスマイナスゼロとなります。
出口さんの考え方をグラフにすると、おのおの体験を絶対値として捉えるために、
200、300、400とその総和は経験を積むごとに増えていくことになります。

「人生はプラス・マイナス・ゼロ」という考え方であれば、
波乱万丈の人生も、何もしない人生も、最後は皆同じ帳尻となります。
それが本当に豊かな人生なのでしょうか?

 

 難が無ければ無難な人生

 難が有れば苦難の人生

 難有ればこそ有り難し

 人生の豊かさは喜怒哀楽の総量で決まる

これは挑戦した人のみが得られる豊かさなのです。

        石川シュウジ



男を伸ばすも殺すも女次第


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安政のころ、江戸に大地震があった。
江戸の庶民が、せっかく苦心して建てた家が、つぎつぎに将棋倒しになった。
グラ、グラッ。大地震は、なんども、なんども、連続した。

大地震がやっと静かになった。ほとんどの家は、倒れたり、傾いたりしていた。
ところが、その中に、倒れもせず、傾きもしない家が数件あった。
不思議なことに、その壊れない家は、ある一人の大工が建てたものだとわかった。

その大工は名は「権次郎」といった。
人たちはみな権次郎の所へ押しかけ、なぜあなたの建てた家だけが壊れなかったかをたずねた。

「それは、わたしの力ではなく、弟子たちの力です。」

そこで、人々は重ねて

「ではどうして、そういう素晴らしい弟子たちを集めたのですか。」と聞いた。

権次郎は笑って

「それも、わたしの力ではなく妻の力です。」といった。

そこで、人たちはその奥さんにきいた。

「どうやって、こんなに素晴らしい弟子たちを集めたのですか。」

権次郎の妻はこう答えた。

「入門を希望する人があると、二、三日待たせ、その家を訪ねて必ず主婦に会って、次のことを調べました。

一つ、主婦が大工という職業を、心から大事な仕事だと思っているかどうか。

一つ、主婦が夫を深く信じて、敬愛しているかどうか。

一つ、主婦が拝金主義ではなく、心を信仰するひとであるかどうか。

一つ、主婦が口うるさくなく、やさしい人かどうか。

わたしは、この四つ以外、大工の技量など何一つ調べませんでした。」と・・・

これは男を伸ばすも殺すも女次第ということだが、
現代では家族の理解と協力があるか、ないかということだろう!

  石川シュウジ



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