動機善なりや、私心なかりしか
- 投稿日:2023年 9月12日
- テーマ:理念
昨日は、映画「殿、利息でござる!」は、歴史家・磯田道史による評伝「無私の日本人」に収録されている一編「穀田屋十三郎」を映画化したものであることをお伝えした。![]()
現代における「無私の日本人」といって私が思い浮かべるのは、京セラの創業者・故稲盛和夫氏さんになります。京セラのホームページに稲盛さんの言葉が残されています。
大きな夢を描き、それを実現しようとするとき、「動機善なりや、私心なかりしか」ということを自らに問わなければなりません。自問自答して、自分の動機の善悪を判断するのです。
善とは、普遍的に良きことであり、普遍的とは誰から見てもそうだということです。自分の利益や都合、格好などというものでなく、自他ともにその動機が受け入れられるものでなければなりません。また、仕事を進めていく上では「私心なかりしか」という問いかけが必要です。自分の心、自己中心的な発想で仕事を進めていないかを点検しなければなりません。
動機が善であり、私心がなければ結果は問う必要はありません。必ず成功するのです。
私には、つい目先の利益や自分のことだけに集中してしまう癖があります。そんな時、日本の先達のとった行動を学び、心を整える必要があるようです。
何のために生きているのか?
何のために仕事をしているのか?
この問いを常に自問自答することですね。
石川シュウジ
おめでとう!カンコン東北予選突破
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堂々と意見を述べる昆野
8月18日(金)、感動物語コンテスト2023東北予選会が、青森県八戸市で開催されました。
感動物語コンテスト(通称:カンコン)の開催スローガンは、「『人を大切にする会社』が日本を元気にする!」です。
カンコンとは、企業の現場で起こった「感動の物語」を発掘し、企業で働く現場スタッフによる「10分間の手作りドキュメンタリー動画」に仕上げ、それを広く共有し、感動し、共感する場です。今年で本選のグランプリ大会は16回を数え、東北地区予選会は12回目となる伝統の大会です。
今年の参加企業は次の6社(発表順)。1.福分(横手)、2.ローズメイ(秋田)、3.ササキハウジング(八戸)、4.絆すてーしょん(北上)、5.佐々木商会(八戸)、6.太陽産業(秋田)
絆すてーしょんの作品名は、「自分自身にマルを付ける」。介護事業部のコンパスウォーク北上鬼柳で働く、介護職・昆野雅行さんの仕事の葛藤を題材にした作品になります。自信をなくしかけた昆野さんが、立ち上がっていく物語になります。圧倒的なアウェーの雰囲気での発表でしたが、なんと第一位を獲得することとになりました。
受賞後、昆野さんがコメントする場があり、「別の5作品も拝見しましたが、悩んでいる人は私だけではないことを知りました。」と発言。会場からは拍手起こります。今回東北予選を突破できたのは、彼の心からの言葉が純粋で、審査員の心を打ったからだといえます。
この作品については、改めてスタッフ全員で観る場を設けますので、ご期待ください。
今年のグランプリ大会は、12月9日大阪ドーンセンターで開催。全国5地区の1位作品と、各地区2位の作品が敗者復活戦を行い勝ち上がった1作品、合わせた6作品で争われます。
参加するならグランプリを目指して作品のブラッシュアップをして参ります。
まずは緊張しながらも、自分の意見を伝えた昆野雅行さんの勇気に大きな拍手を贈りたいものです。
おめでとうございます!
石川シュウジ
「損得」よりも「美学」
先週のことであるが、少し残念な出来事があった。
会社の前の道路に水たまりができる程の雨が降っていた。
その水たまりの中に新聞紙を縛った物が落ちていた。
きっと廃品回収業のトラックが落していったのかもしれない。車が避けて通るので、少し交通の邪魔になっている。
私が取り除こうとすると、スタッフの一人が新聞を取り上げて路上から片付けてくれた。
これは素晴らしいと声を掛けようと思った瞬間に、その新聞の束を歩道に置き去って社内に戻ってきた。
(その場で直ぐに指摘をすれば良かったのだが、人は見ていけないものを見ると何もできなくなるものだ。)
閉店後に私がその束を社内に持ち込み、倉庫内で広げて乾かし、後日ゴミ袋に回収している。
その回収する際に、そのスタッフは私の作業を自ら手伝い、謝罪してきた。
素直に謝るところが、その人の良い点である。
さてこのスタッフさんの行動を、皆さまはどう思うだろうか?
行動しただけでも立派なのだろうか?
ある会社が行動指針として掲げている合言葉がある。
「それ、かっこいいか?」。その会社の小冊子には、こう具体的に書かれている。
■「意思決定」の基準は「損得」よりも「美学」
意思決定のフィルターは、「法令(コンプライアンス)」「美学」「損得」の順番だ。
「法令遵守」は当たり前として、問題は「美学」と「損得」だ。
「美学」、それは人として正しいのか?
新入社員から見て尊敬される判断か?
子ども達に誇れる判断か?
この判断基準をブラさない「かっこいい大人」を目指す。とある。
目先の「損得」に曇った判断や行動は、尊敬を得られない。
そしてあなたの応援団も広がらない。特に子どもから見て
かっこいい大人になっていますか?
石川シュウジ
































